フェムケアバイオはなぜ飲んで効くの?「肛門と膣の住人」うんちは腸内細菌配達屋さん

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フェムケアバイオはなぜ飲んで効くの?

ナースキュアの「フェムケアバイオ」は1粒に膣を守る乳酸菌6種類とラクトフェリン100mgが配合されたデリケートゾーンをケアするサプリメントです。
お客様からこんな質問が寄せられます。
「デリケートゾーンをケアするのになぜ飲んで効くのでしょうか?ジェルとか塗る方が効果が出るのではないですか?」
実際に飲んだ方は症状の改善効果に驚き、欠かせなくなると言います。ここでは乳酸菌を飲むとデリケートゾーンの痒みや臭いが解消する理由をお伝えしたいと思います。

 

肛門と膣の住人「うんちは腸内細菌配達屋さん」

口から飲んだ生きた菌をデリケートゾーンに届ける。
考えたら随分遠回りだと思いますよね?塗ったり入れたりした方が早いのでは?
そう思われるかもしれません。確かに塗ったり入れたりする薬もありますが、効果は一時的です。薬が排出されてしまえば薬効は切れてしまいます。

口から飲む腸内細菌サプリがデリケートゾーントラブルを解消する理由は腸内環境の変化です。
主にビフィズス菌は大腸で腸内細菌叢の改善に働き、乳酸菌は小腸で免疫に機能しますが、生きた乳酸桿菌は便に含まれたまま排泄されデリケートゾーンに移行します。
この「菌移行」はあまり知られていませんが腸内細菌を保有する哺乳類では体の生体反応として行われています。

実際に便が溜まる直腸とデリケートゾーンの入り口の膣の細菌叢を比較した研究があります。

膣と直腸の微生物叢には、種の構成だけでなく、膣と直腸の分離株の株の同一性に関しても、ある程度の対応関係があると結論付けることができます。これらの結果は、直腸の微生物叢が膣エコニッチのコロニー形成の貯蔵庫として機能するという仮説を裏付けています。

tDNA-PCR で同定できた 844 の分離株のうち、合計 63 の細菌種が存在し、9 (14%) は膣のみ、26 (41%) は直腸のみ、28 (44%) は膣と直腸の両方に存在していた。膣サンプル 132 個中 121 (91.6%)、直腸サンプル 132 個中 51 (38.6%) が乳酸菌陽性であった。膣から最も頻繁に分離された乳酸菌種は L. crispatus (被験者の 40%) で、次いで L. jensenii (32%)、L. gasseri (30%)、L. iners (11%) であった。直腸から最も頻繁に分離されたラクトバチルス菌種はL. gasseri(15%)で、続いてL. jensenii(12%)、L. crispatus(11%)、L. iners(2%)でした。合計47人の妊婦が、膣と直腸に同じ菌種を保菌していました。その結果、同じ菌種の膣/直腸ペアが50組となり、合計8つの異なる菌種が存在しました。50組のうち34組(68%)では、同じ遺伝子型の分離株が膣と直腸に存在し、被験者あたりの菌種内での遺伝子型の多様性が高いことも確認されました。

出典:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19828036/

論文は難しいので研究結果を表にしてみました。こちらを比べていただくと分かりやすいかもしれません。

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この図からも分かるように直腸と膣の細菌叢はとてもよく似ていますよね。
S城結腸までの大腸はビフィズス菌の住処ですが、肛門近くの直腸はデリケートゾーンに届ける乳酸菌(ラクトバチルス属)の貯蔵庫なのです。
うんちは腸内細菌の配達係としての役割があったのです。ズゴイ奴なんです、うんちって奴は。

フェムケアに悩んだ時はフェム版腸活を始めてみてください。

 

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