下痢が治りません!あなたはもしやアレルギーかも?「遅発性アレルギーと過敏性腸症候群」

お腹がいつも気になるんです

 

私のブロガーネーム、胃腸良子の名前が目にとまる方の多くに、腸にお悩みの人は多いと思います。
以前は女性は便秘、男性は下痢にかたよっていた患者さんが多かったのですが、最近は男女ともに下痢や便秘を繰り返し、悩んでいる方が増えたように思えます。
ストレスをかかえ不規則な生活や食事、それらが引き起こす腸の不調。

 

知らず知らずのうちに腸に負担をかけ続けて・・・あなたの腸は悲鳴をあげています。

 

 

下痢は病気なのですか?

 

下痢の原因には色々ありますが、大きく分類するとこのような原因が考えられます。

 

①クローン病
腸の粘膜検査をすると確定診断ができます。おもな症状は下痢、下腹部痛、粘液様水溶便などです。
原因はよくわかっておらず、10代から20代の男性に多いです。

②潰瘍性大腸炎
大腸の蠕動運動、および分泌機能の異常で、腹痛、便秘、下痢などの症状を引き起こします。ストレスが過敏に腸に影響してしまいます。

③消化不良
胃酸の分泌を抑える薬の長期服用により、胃酸の分泌が減り、悪玉菌が増殖し腸内細菌のバランスが崩れることもあります。

④食事の偏り
暴飲暴食、アルコールの採り過ぎ、辛い物などの刺激の強い食品、脂肪の多い食品によって胃酸の分泌が乱れ、消化酵素を分泌する膵臓の働きも低下し、消化不良を引き起こします。

⑤ストレス
緊張や疲れは腸の蠕動運動(自分で動くちから)を更新させます。テスト前に必ずお腹が痛くなるのは自律神経の問題です。

⑥遅発型アレルギー
食物アレルギーには即時型と遅発型があり、即時型は食べてすぐ蕁麻疹や喘息などの激しい症状などを引き起こすため、自覚しやすいアレルギー。これに対して遅発型アレルギーは食べ物を摂取してから24~72時間後に症状が現れ、それほど強い症状ではないため、多くの人は気がつきません。そのため、その食品を食べ続け腸内環境を悪化させてしまうことも!ビールがアレルギーの原因だった!なんて例もあるのです。

 

大腸の内視鏡検査をしたけれど問題はなかった。そんな場合はどうしたらいいのでしょう?アルコールやたばこ、コーヒーなどの嗜好品や食品添加物が原因だったという可能性も考えられます。食生活をシンプルに見直し自分のアレルギーの有無を考えてみるのが良いと思います。

 

現在、アレルギー外来などで保険適応になっている検査は即時型のみです。抗加齢外来などで自費検査が受けられます。一度調べてみると安心かもしれませんね。

 

原因がどんなものであれ、下痢を治すには腸内の細菌バランスを整えるのが先決です。皆様も積極的に腸活して見て下さいね。

 

 

 

ナースキュアビフィズス菌BB+オリゴ糖のご購入はこちらから

Follow me!