楽しんごが緊急入院？！

虫垂炎と便秘の関係

虫垂とは大腸にある小さな袋です。
普段はこの袋の中に便が入っては出て、入っては出てを繰り返しています。

しかし、便秘で大腸に便が充満していたり、腸の動きが悪かったりすると、虫垂の中にずっと便が留まってしまいます。
その便が腐敗し炎症を起こした状態が虫垂炎（盲腸）です（これは成人の場合で、小児や妊婦の場合は違う原因があります）。

便秘虫垂炎穿孔（腸に穴が空くこと）急性腹膜炎

こんな経過だったのではないでしょうか？

この虫垂は人間の進化の過程で残った物で、今までは必要のない臓器だと考えられていました。
しかし、最近の大阪大学の研究で虫垂は腸内フローラの構成において大切な役割を果たしていることが分かったのです。

虫垂にはリンパ球が集中しているリンパ小節が沢山あります。それは、消化しにくい植物を虫垂の微生物の力を利用して発酵させ、栄養分などの有用物質に変換し体内に取り入れさせるためです。

つまり、この虫垂に便が出たり入ったりする事には意味があったのです。
ずっと古い便が溜まっていたのでは虫垂炎の原因になってしまいますし、はたまた楽しんごさんのように命に関わる腹膜炎を起こしかねません。

やはり便秘は万病のもと。

こんな大病を予防するためにも、腸内フローラを健やかに保たなければなりませんね。

健康な腸内フローラを作るためには・・・

・食物繊維

・ビフィズス菌（ロングム菌）

・乳酸菌

・オリゴ糖

を積極的に摂るようにして下さい。

楽しんごさん、一刻も早く回復されることを祈っております。
でもこれを期に少しお痩せになると、健康にもエイジングにもよろしいかと思われます・・・

（余計なお世話でごめんなさい）

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