大腸ポリープがあると言われました「これって癌が出来やすいってこと?」大腸ポリープの種類と原因

腸内フローラ気にしてみようかな・・・

先日、男性のSさんよりご相談を受けました。
「良子さん、俺の腸ってどんなタイプかな?ファスティングとかもしているんだけど、ウンチがどうも臭いんだよね。ずっと前にやった大腸の検査ではポリープがあったし、このままだと癌になるかな?おれもそろそろ腸内フローラ?気にしてみようと思って・・・」
良いこと、良いこと。
本来であれば男性の方が腸のことをもっと気にしなければいけないのに、男性は便秘になりにくいので放置しがちです。

 

まだお子様が4歳のS様。お身体を大切にしなければいけません。
しかし、テレビのお仕事をされているS様はいつも超多忙。飲み会も多く、食生活は外食が多いようです。このままの生活ではまた大腸にポリープが出来て大腸癌になる可能性大。
そんなことになるまえに、腸活をはじめて大腸ポリープや大腸癌が出来にくい腸作りを始めましょう。

 

本日は大腸ポリープが出来る理由と予防法をお伝えいたしましょう。

 

 

大腸ポリープが出来る理由

 

日本人に大腸ポリープが急増している原因の1つが食生活の欧米化です。
肉を食べると胆汁の分泌が促進され、腸内は発癌物質が発生しやすい状態となります。また、便のかさを増してくれる食物繊維が足りないと便の排出が遅れ、長い時間発癌物質が腸の中に溜まることになります。

 

食生活の他に、運動不足、喫煙、アルコール摂取過多なども原因になります。

 

 

 

癌になるポリープ 癌にならないポリープ

 

大腸内視鏡健診で1回でも大腸ポリープが見つかったことがある人はポリープが比較的出来やすいタイプです。
ポリープがあると「がんになるのではないかしら?」ご心配になるかもしれません。しかし、ポリープが全て癌になるわけではありません。

 

ポリープはイボのような突起物を意味します。
大腸の場合、粘膜からその内側の管の中に飛び出したイボのようなものです。

 

 ポリープは大きく「腫瘍」と「それ以外のポリープ」に分けられます。(図1)腫瘍以外のポリープには炎症性のポリープや過形成によるポリープなどがあります。炎症性のポリープは潰瘍性大腸炎、クーロン病などの腸の炎症性の病気や感染症など、腸に強い炎症を引き起こす病気にかかった後にできます。過形成性ポリープは歳をとるとほとんどの人にみられるもので、一種の老化現象とも言えます。この2つのタイプのポリープは、基本的に正常細胞が集まってイボ状になったもので、がんとは無関係です。放置しても大腸がんになることはほとんどありません。

 

 

 

大腸ポリープの予防法

 

大腸ポリープを予防するためには腸内フローラを整えることが大切です。
腸内に悪玉菌が増えると腸内に有害物質を産生します。そのため腸の免疫力が低下して、発癌物質への抵抗力も弱まり、大腸にポリープが出来やすい環境になってしまうのです。

 

逆に善玉菌には悪玉菌の作る有害物質を無毒化する働きがあります。
また、善玉菌には乳酸、酢酸、酪酸などを作り、腸の中を弱酸性化にします。すると酸性の環境が苦手な悪玉菌そのものが減っていきます。

 

大腸の中でとくにポリープが多い場所は、肛門に近い直腸とS状結腸です。この2つの部分で大腸ポリープの70%を占めています。
S状結腸と直腸では便が圧縮され濃度が高まります。悪玉菌がつくる有害物質の働きも強くなり
、腸壁の細胞がダメージを受けやすくなるのです。

 

 

 

大腸ポリープを予防するためには、腸の中に便をためこまないこと。
悪玉菌を減らすことが大切です。大腸に悪玉菌が増えると、便の色が黒く、臭いが臭くなります。毎日の便を観察して悪玉菌が増えてないか気にしてみて下さい。

 

Sさん、ビフィズス菌BBを始めていただきありがとうございます。
体重も1キロ減ったとのこと、なによりです。あとはなるべく食物繊維を摂るように心がけて下さいね。たばこはダメダメ。お酒もほどほどに。
可愛い息子さんのために元気な体作り、心がけて下さいね。

 

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