癌家系・・・そんな言葉はもう古い
大学病院時代から仲良くさせていただいている医師があるときに面白い話をしてくれました。
芸能人の癌にかかる割合は絶対に一般人より高いよ。
それも若くして癌になる、なぜだかわかる?
わからない・・・?たばこ?かな?
そう、もちろんアルコールとたばこも原因の一つ。
あとは腸内フローラだよ。
普通の一般人の5,60代の人は
日和見菌7割、善玉菌1割、悪玉菌2割に対して
芸能人は
日和見菌5割、善玉菌1割、悪玉菌4割だよ。
まあ、外食中心の都会の食生活の代表例かもね、芸能人は。
なるほど・・・
もの凄く興味深いな。それは。
最近は芸能人の「癌になりました」的なニュースばかりだし、ここは癌の発生率と腸内フローラについて考えるべきですね。
「癌は生活習慣病である」癌の発生率と腸内フローラ
癌になるのは癌になりやすい家系の遺伝子を持っているかどうかで決まってしまう訳ではありません。遺伝子が原因ではガン細胞が出来る割合は5%。あとの95%は自分を取り巻く環境です。
毎日の食事や生活習慣、運動の有無、ストレスのかかり具合や睡眠サイクル、その環境が自分の遺伝子を変化させて、ガン細胞を身体の中で増殖させてしまいます。
細胞死とは、遺伝子のプログラム通りに死ぬアポトーシスという働きにより起こります。このアポトーシスが上手く働かないとガン細胞は増殖してしまいます。
腸内細菌がつくる発酵物質の一つである酪酸が腸内に少ない人は、アポトーシスが上手く働かないことも分かってきているのです。
つまり、芸能人に若くして癌にかかる人が多い理由の一つに、腸内フローラの乱れがあるのです。
癌患者さんの便はとても匂います。
また便通異常の方がほとんどです。
美腸内フローラを作れば癌が予防出来るとしたら・・・こんなに素敵なことはありませんよね。
癌の治療はとても辛いものです。
しかし、美腸内フローラを作ることはそう難しいことではありません。
皆様も簡単に出来る腸活から始めて見て下さいね。