がん新規患者99万人!「大腸がん最も多く!」増え続ける大腸がんと腸内環境

いまなぜがんが増えているのか?

 

大学病院勤務の友人がこんなことをぼやいていました。
「いまの人達の大腸がんが多いこと多いこと。1週間に1人は必ず見つかる。数年前は男の人のがんだったのに今は女性も多いは−。しかも私達世代がだよ」

 

本当です。
なんでこんなに大腸がんがふえたのだろう?

 

やはり食生活とホルモンでしょうか?
喫煙、運動不足も関わりが深いようです。

 

先日の日経新聞でも取り上げられていました。
がん新規患者99万人、大腸がんが最も多いと。

 

本日は・・・現在のがん人口と大腸がんが増え続ける理由について調べてみたいと思います。

 

 

 

がん新規患者99万人!

 

厚生労働省は、2016年に新たにがんと診断された患者さんの数は延べ99万人を超えたと1月17日付けで発表しました。
全ての病院に患者データーの届け出を義務づけた「全国がん登録」という新たな制度の集計で、日本のがんの実態を調査したものです。部位別のトップに挙がったのは「大腸がん」でした。

 

全国がん登録は、病院に届け出を義務化したがん登録推進法に伴い2016年から始まりました。
それ以前の登録制度は任意なもので登録漏れが指摘されていました。
集計結果によると、最新の2016年のがん新規患者数は99万5132人(男性56万6575人、女性42万8499人、不明58人)でした。

 

 

 

大腸がん、最も多く!その原因とは?

 

部位別の統計によると「大腸がん」が胃がんを抜いてトップに!
男女合計15万8127人となります。

 

 

大腸がんはその原因のひとつに遺伝が関与しています。

 

直径の親族が大腸がんの場合、大腸がんになる確率は高くなります。その中でも、遺伝子の異常を修復する働きを持つ遺伝子の異常によってできる「遺伝性非ポリポージス性大腸がん」と、大腸に数多くの腺腫ができる「家族性大腸腺腫症」が遺伝の影響を受けやすいと考えられています。

 

しかし、最近では遺伝の影響を受けるタイプのがんばかりではなく、生活習慣や食習慣による「大腸がん」が増えています。
肥満、喫煙、飲酒、加工肉の多量摂取は、いずれも大腸がんの発生を高める危険があるとされています。

 

 

食物繊維の摂取率と大腸がんの関係

 

大腸がんの原因で一番多いと考えられているのが「食の欧米化」と言われています。
高脂質、食物繊維の不足による便秘が大腸がんになりやすい原因に挙げられます。
脂肪を分解する時に、胆汁が分泌されると、腸内で細菌が胆汁酸を分解する時に発がん性物質ができると言われているからです。

 

また、便が長い時間腸内にとどまることは大腸に負担をかけ、腸内環境が悪化していきます。
運動不足も大腸がん発生のリスクを上げます。内臓脂肪が多い人は、動脈硬化やがんの発生を抑制するアディポネクチンの生成をしにくくなり、そこに肉食が重なると上皮細胞を脂や肉を食べた際に発生する物質に攻撃されて上皮細胞の遺伝子に傷がつきがん化しやすくなります。

 

大腸がん発生のリスクを下げるためには・・・

・便秘、下痢の予防
・脂肪分の摂取を控える
・食物繊維の摂取
・定期的な運動
・禁煙
・アルコールの摂取を控える

 

やはり食生活が、生活習慣が大切なのは明らかなようです。
もう一度、毎日の食物繊維の摂取量を見直す必要があるのかもしれません。

 

 

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