大腸内視鏡検査本番編:痛くない恐くない安心検査
電車に乗って出かけますが、もう腸の中には残っている物がないので途中でトイレに行きたくなったり、お腹が痛くなる心配もなし。ただお腹が空いているだけ。
検査開始、大腸内視鏡検査のリアル
検査の途中で何かあってもすぐ対応できるように点滴を入れます。
そして、いよいよ挿入。最初のうちはゆっくりと少しずつ入れていきます。腸は、直腸
S状結腸
下降結腸
横行結腸
上行結腸といふうに繋がっております。
大腸内視鏡検査で痛みが出たりお腹が張ったりするのは、S状結腸と腸の曲がり角。また、たるんだり、捻れていたり、癒着があったりすると痛みを伴います。


黒くマークした部分、これは憩室(けいしつ)です。薄くなった腸壁が外側に伸びて溝のような穴を作ります。これは一種の老化現象です。もう腸も歳だなあ。
大腸憩室とは?
便秘などによる大腸内圧の亢進、または老化現象。私は後者。老化ですね。この憩室、普段は放置していても問題ないのですが、この穴に便が詰まって炎症を起こすことがあります、これを憩室炎と呼びます。
憩室炎の予防は便秘を防ぐこと。毎日しかっりと便を出すことです。ビフィズス菌、食物繊維をしっかりとって憩室炎の予防に心がけましょう。
大腸内視鏡検査結果は?検査後に副作用はある?
他には問題無し。ポリープも癌らしき病変も見つかりませんでした。次回の検査は2年後で大丈夫だそうです。
検査の後は多かれ少なかれ、検査の時に注入した空気でお腹が張り、少し痛む事があります。早めにガスを出してしまうことが痛くならないコツ。でも、私はほとんど痛くなりませんでした(よっぽど鈍感なのか?)。
毎回、検査のあと腹痛が酷くて困るという方には新型の内視鏡がお勧め。最近では、炭酸ガスを使ったお腹が張らない内視鏡検査機器が導入されています。
2日に渡り検査準備と検査で大変でしたが、もうこれで大腸癌の心配はしばらく不要。2015年の統計では女性の癌による死亡原因第1位は大腸癌。乳がんと共に年々増え続けています。
大腸内視鏡はそれほど大変な検査ではありません。皆様も是非受けるようにして下さいね。ちなみになにも病気がなく、検査を受けるだけなら5000円ちょっとです。
さあ、家に帰ってビフィズス菌を飲もうっと。何もなくなった腸には良い菌を補充してあげてくださいね。
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