大腸癌が心配です【大腸内視鏡 検査本番編:痛くない恐くない安心検査】大腸内視鏡検査の実際

大腸内視鏡検査を受けに行こう!

腸の中はすっかり綺麗になりました。
もう何も入っていません。
お腹がぺったんこでちょっと嬉しい!検査時間は午後3時半からです。
電車に乗って出かけますが、もう腸の中には残っている物がないので途中でトイレに行きたくなったり、お腹が痛くなる心配もなし。
ただお腹が空いているだけ。
駅に到着。
私が今回検査を受ける病院は都内の開業医。
大腸内視鏡医としては珍しい女性の先生です。

腸の中を見てみよう!

このクリニックではどの患者さんも鎮静剤(眠くなる薬)を使用して検査をします。
しかし、私は自分の腸をきちんと自分の目で確かめたかったので鎮静剤は希望せず。
看護師さんにも先生にも
「辛いけれど大丈夫ですか?」
と心配されました。
でも私は大丈夫。自慢ですがドMですから。

 

検査途中で何かがあってもすぐに対応出来る様にと点滴は入れていただきました。

 

いよいよ挿入。
最初のうちはゆっくりと少しずつ入れていきます。
直腸S状結腸下降結腸横行結腸上行結腸といふうに繋がっております。
大腸内視鏡検査で痛みが出たりお腹が張ったりするのは、S状結腸と腸の曲がり角。また、たるんだり、捻れていたり、癒着があったりすると痛みを伴います。

 

 

10分もしないうちに盲腸がある回盲部(大腸の終わり)まで到着。
先生、本当にお上手。
少し押されるところはあったけれど、全く無痛です。

回盲部まで到着した内視鏡を今度は引いて戻していきます。
この帰路に、空気を入れながら大腸に何か病変がないかを見ていきます。

 

???
あー、これは憩室(けいしつ)だあ。
もう腸も歳だなあ。

 

 

憩室とは・・・

 

腸の壁が薄くなって外側に飛び出たもの。
風船の1部が薄くすけているようなイメージです。
なぜこの様な穴が出来るのでしょうか?

便秘などによる大腸内圧の亢進、または老化現象。
私は後者。老化ですね。
この憩室、普段は放置していても問題ないのですが、この穴に便が詰まって炎症を起こすことがあります憩室炎。

 

憩室炎の予防は、便秘を防ぐこと。
毎日しかっりと便を出すことです。
ビフィズス菌、食物繊維をしっかりとって憩室炎の予防に心がけましょう。

 

他には問題無し。
ポリープも癌らしき病変も見つかりませんでした。
次回の検査は2年後で大丈夫だそうです。良かった良かった。

 

検査の後は多かれ少なかれ、検査の時に注入した空気でお腹が張り、少し痛む事があります。早めにガスを出してしまうことが痛くならないコツ。
でも、私はほとんど痛くなりませんでした(よっぽど鈍感なのか?)

 

毎回、検査のあと腹痛が酷くて困るという方には新型の内視鏡がお勧め。
最近では、炭酸ガスを使ったお腹が張らない内視鏡検査機器が導入されています。

2日に渡り検査準備と検査で大変でしたが、もうこれで大腸癌の心配はしばらく不要。
2015年の統計では女性の癌による死亡原因第1位は大腸癌。
乳がんと共に年々増え続けています。

大腸内視鏡はそれほど大変な検査ではありません。
皆様も是非受けるようにして下さいね。
ちなみになにも病気がなく、検査を受けるだけなら5000円ちょっと。

さあ、家に帰ってビフィズス菌を飲もうっと。
何もなくなった腸には良い菌を補充してあげないとね!
今夜はなに食べようかな?
二日ぶりのまともなお食事だあ

 

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