更年期障害、いつ来る?
「私、もう52歳なんだけれど更年期障害はくるのかしら?どんな症状から始まるの?」
アラフィフ女性が「婦人科検診」でよく医師に質問しています。
ただでさえ私達世代には、身体の衰え、仕事の重責、介護の始まり、子供の進学など問題は山積みなのに、ここに「更年期障害」が追加されてしまったら、自分の生活はどうなってしまうのだろうという不安があると思います。
でも・・・
「更年期障害、そんなの気がつかなかったわ!」
「更年期障害が酷くて10年近く苦しんでいた」
と、いうように個人差がとても大きいものなのです。
なぜ、このように症状がでる人とでない人がいるのでしょうか?
誰もが同じように女性ホルモンは減ってしまうでしょ?それなのに・・・
なにが原因?予防法はあるの?
本日は・・・更年期障害が起こりやすい人と起こりにくい人の違いを考えてみたいと思います。
更年期障害が起こりやすい人と起こりにくい人
女性の更年期とは、閉経を挟んだ10年間をいいます。
平均的な閉経は50歳前後ですが、出産回数、生理の間隔、排卵状況などによって、閉経する時期は個人差が大きくなります。
更年期障害の大きな原因はエストロゲンの減少と急激な変動です。
しかし、人によって症状の出現に差があるのはなぜでしょうか?
いままでは外的要因、生活環境や対人関係などが関与しているのではと思われていました。
しかし、食事環境、運動習慣、生活リズムなどの整っている女性の方が症状が起こりにくいのは、腸内環境に関係があるのでは?と、その関与が注目されています。
更年期障害は自立神経である交感神経と副交感神経が大きく関わっていますが、自立神経は腸内環境によってバランスが保たれているのです。
つまり、若い頃から自立神経が安定している人の方が症状が現れにくくなるようです。
更年期障害と自律神経と腸内環境
更年期障害の代表的な症状として、ほてり、のぼせ、発汗などが起こる「ホットフラッシュ」があります。
ホットフラッシュは自律神経が乱れることにより、血管の拡張、収縮が正しくコントロールできなくなり体温調整ができなくなって起こると考えられています。
自律神経が上手く働かなくなるのはなぜでしょうか?
自律神経と腸内環境は密接な関係にあります。
便秘や下痢が酷い人は自律神経の交感神経の働きが強くなっています。
自律神経の中で、交感神経は緊急時やストレス時に働き、心身を活発にする神経です。
副交感神経は心身を休め回復させる、体のメンテナンスを担う神経です。
交感神経が強くなりすぎると、摂りこんだ食物を運んでいく「ぜん動運動」がうまく行われなくなってしまいます。腸が正しく動くためには、副交感神経がきちんと働いていることが大切です。
腸内細菌が作り出す短鎖脂肪酸は、脳の中枢神経に影響を与え副交感神経の働きを活発にさせます。交感神経の暴走を止めるためには「短鎖脂肪酸」が必要なのです。
つまり、腸内環境の乱れは自律神経の乱れへと繋がるわけなのです。
更年期障害予防に必要なアラフィフ女性の腸活法
更年期障害を予防するためには、自律神経のコントロールと女性ホルモンの働きを高めることが大切。
激減するエストロゲンをカバーするためには、腸内細菌のひとつであるエクオール産生菌を増やしてあげることも大切です。
→エクオール産生菌について詳しくはこちらを参考にして下さい
出来ることなら軽く済ませたい「更年期障害」。
ホルモンを補充する”HRT療法”という選択肢もありますが、乳がんや子宮がんの発生リスクを高めます。
身体に負担をかけずに自然な形で予防したいものですよね。
あなたの更年期障害は、腸内環境を整えることで症状を軽減することが出来るかもしれません。
幸せな更年期のためにできること、始めてみて下さいね。
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