お腹が弱いのは体質?それともストレス?「下痢の原因と対策」カギは腸内フローラにあり!

私お腹が弱いの・・・

 

先日、起業家女性が集う会食に参加させていただきました。
その時にある女性社長からこんなご相談を受けました。「胃腸さん?一つ聞いてもいいかしら?私ね、お腹が凄く弱いの。食べるとすぐにお腹が一杯になってしまうし、でもすぐにまたお腹が減ってしまって、1日中ちょこちょこ食べてるの。あとすぐにお腹がいたくなって下してしまうし・・・。でも、これって体質だからどうにもならないのかしら?」

 

可哀想に。
常にお腹が痛くなるかもしれないストレスって本当に困りますよね。
何とかしてあげたい・・・

 

でも、ちょっとまって下さい。
カバンに入れてる『特保のお茶』、いま珈琲に入れたダイエットシュガー、もしやそれらが下痢を酷くしているんじゃ・・・
「Y社長、もう少し詳しくお話聞かせて下さい。」

 

Y社長は会食の2時間の間に6回お手洗いに行かれました。
どう考えても普通の間隔ではありません。
頻回にトイレに行く理由は「下痢」。
どうやらお悩みは深刻なようです。

 

Y社長、本日は先日お話しきれなかった「お腹が弱い方、下しやすい方の原因と対策」についてまとめてみました。どうぞお暇なときに読んでみて下さいね。

 

 

下痢はどうして起きるの?

 

口から入った食事は、胃でカユ状に細かくされ、小腸(ピンク色の部分)で分解された栄養素が吸収されます。大腸(オレンジ色の部分)にたどり着くと水分が吸収されていきます。大腸のS状結腸にしばし留まり残りの水分が吸収されます。水分の99%が吸収された結果、便が形成され排出されます。

 

 

健康な便は水分が80%くらい。これより水分が増えると便が形を作らない軟便となり、水分が90%を超えると下痢となります。

下痢はなぜ起きるかというと、細菌感染やウイルス感染、または冷えやストレスなどで腸の動きが速くなり、腸に停滞する時間が短くなるため水分の吸収が不十分になり下痢が起こります。

 

 

下痢の種類と原因

 

下痢には2つの種類があり原因が違います。

・急性の下痢・・・急性の下痢は病原菌による感染や腐敗した食べ物によって引き起こされます。1日に10回以上起こることがありますが、病原菌が排出された後には治まります。

・慢性の下痢・・・過敏性腸症候群、クローン病、潰瘍性大腸炎、慢性膵炎、など腸や腹腔内の臓器に疾患を抱えている、もしくはストレスやアレルギー、食事内容、嗜好品、薬などにより腸の動きが過敏になることが原因となります。

 

 

 

下痢を起こさないようにするには・・・

 

Y社長の下痢の原因は詳しい検査をしてみないとわかりません。
しかし、人間ドックも毎年受けているとのこと。病気が潜んでいる可能性は低いですよね。

 

考えられる原因として・・・

・遅延性アレルギーがある
・S状結腸腸が短い
・仕事のストレスで交感神経が高まり腸の動きが速くなってしまう
・太ることを気にしているため、「特保のお茶」や「ダイエットシュガー」などに含まれる難消化性デキストリンや糖アルコールを摂りすぎてしまっている
・間食の回数が多く、糖分を摂りすぎているため腸内フローラが乱れている

体に良かれと思って行っているダイエットが腸内フローラを悪玉菌優性にして、逆に痩せにくい体質を作ってしまうことがあるのです。

 

いずれにしても慢性的で頻回な下痢は体から多くの水分を奪い、体の中の電解質バランスを崩し、「だるい、疲れやすい、風邪を引きやすい」などの体調不良を引き起こします。

 

一刻も早く下痢の原因を解明して改善策を考える必要があります。

 

Y社長、また近いうちにお話させて下さいね。
早くその下痢によるストレスから解放されるよう、一緒に対応策を考えましょう。
次回のランチは腸に負担がかからないメニューを出してくれるレストランを探しますね。

 

 

 

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