潰瘍性大腸炎ってどんな病気?『便に血が混じっている』下血=痔ではありません

お尻から血が出た!!

私が大好きなママ友から。

『娘が痔みたいなの・・・?』

???十代の子が痔かあ、そりゃ大変!
どんな風に血が混じっていた?出血は毎日?
腸の話となると、急にスイッチが入ったように反応してしまう私。

 

とりあえず病院に行くように勧めると行動の早いsさん、もう検査を済ませてきたと報告をしてくれました。

 

検査データーや大腸内視鏡の写真も見せてもらいました。診断は潰瘍性大腸炎。
そうなんだ・・・潰瘍性大腸炎の発症年齢が低下している、ということにちょっと驚かされました。
どれだけストレス社会なんだろう。
それとも食品添加物のせいだろうか?

 

さて、本日は最近急増している潰瘍性大腸炎についてお話しいたしますね!

 

潰瘍性大腸炎ってどんな病気?

▪️症状は?
潰瘍性大腸炎とは、腸の粘膜部分に炎症が起こり、潰瘍やびらんが形成される病気です。
普通の病気と違い20代から30代に多く発症します。
症状は粘血便(普通の便より粘液が混じったもの)、下痢、腹痛、そして下血です。
もともと日本人には少ない病気とされていましたが、現在では急速に患者数が増えています。

▪️難病指定
しかし、この潰瘍性大腸炎の原因は不明で難病指定疾患とされています。
欧米化した食生活、遺伝、ストレスなど多くの因果関係が考えられます。
腸の一部分が潰瘍ができてしまう軽傷な場合と、腸全体に炎症が広がってしまい重症化してしまうこともあるのです。

潰瘍性大腸炎と診断されたら1年くらいは症状の経過を観察するようにしましょう。

▪️治療法ですが・・・

1、薬物療法
サラゾスルファピリジン(サラゾピリン)、メサラジン(ペンタサやアサコール)があります。また、ステロイド(副腎皮質ホルモンを投与することもあります。)

2、血球成分除去療法
血液中から異常に活性化した白血球を取り除く治療法です。ステロイド療法で効果が得られなかった患者さんの活動期の治療に用いられます。

3、外科的治療
多くの場合は薬で治療しますが、症状によっては手術をすることもあります。

 

少し驚かせたね。ごめんね。
ほとんどの人の場合、症状が自然に消失する場合が多いです。しかし、ストレスなどにより再発するケースも多いので、経過には少し注意をした方が良さそうです。

こんな風に腸に潰瘍が出来ている状態の時には、どんな事に注意した方が良いのか?

 

まずは、低残渣食を!!
低残渣食とは・・・
腸を安静にする負担の少ない食べ物です。
必要なエネルギーを確保しつつ消化がよく、刺激の少ないもの。
脂肪の多いお肉や加工食品は、炎症に関わる白血球を刺激するので控えたほうが良いでしょう。

 

腸が喜ぶ食べ物、名づけて快腸食。
・バナナ
・豆腐
・野菜の煮物(カボチャや人参、お芋など)
・サンマの甘露煮、これオススメオススメ!

 

20歳前の育ち盛りの子供達からはちょっとクレームが出そうなお食事内容ですが、腸が休憩を欲しがっていると思い少しの間我慢してもらってね。Iちゃん、早く良くなって。

 

 

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