老けたくないなら寝る!「無料でできる最強のアンチエイジング」睡眠と腸内環境とホルモン

老けたくないなら寝る!

 

銀座に和食店を経営する女性がこんなことを言っていました。

 

「家庭を持つ私達のような女性が仕事で成功することはとても大変なこと。
仕事をするためには家族に迷惑をかけないよう、家事や育児を完璧にこなさなければならないし、
世の中で男性と対等に渡り歩くためには、人の倍努力をしなければならないし、
結局時間が足りなくて睡眠時間を削るしかないのよ。」

 

凄いな、格好いいな、私も起業家として成功するために彼女を見習わなきゃ。
そう思って走っていた時期がありました。

 

毎日5時間くらいしか眠れず夜中まで働く日々。
少しずつ疲れがたまり、気がついたらその睡眠不足が容姿に影響を。

 

クマはでき、肌はくすみ、血流不足の体は丸くなり、硬くなった頭皮からは髪の毛が抜け落ちる・・・
そんな疲れた見た目をカバーするためにエステに行ったり、マッサージに行ったり。
「コレなんか違う!」
そう気がついたのは最近です。

 

だって睡眠時間を削って頑張っているといっても、結局はお金払って「眠る場所に行っている」ようなもの。
本末転倒だ!
「仕事の効率を見直して、優先順位を考え、明日できることは明日やる」
というスタンスに変えたところ、1日7時間程度の睡眠時間は確保できるようになりました。

 

「私、ショートスリパーなんです」
こんなことを言っている若い子についつい言いたくなります。
「早死にしたくなければ眠りなさい。肌荒れ気にして高いコスメ買うなら夜更かし止めなさい」
でも・・・うるさいババアだと思われるから止めておこう・・・

 

そんな訳で直接お説教をできない私は、またブログで呟くこととします。
本日は・・・睡眠のエイジング効果と腸内環境についてです。

 

 

昼間に日光を浴びることが良く眠れる秘訣です。風が強くて髪の毛ボサボサですが・・・

 

 

睡眠専門医がいるアメリカ

 

睡眠に対する考え方は日本とアメリカではかなり違います。
というより日本が遅れていますよね。

 

アメリカでは睡眠専門医学というものがあり専門医がいますが、日本で睡眠を専門医にしているのは「睡眠時無呼吸症候群」をみている循環器内科や脳神経内科の医師くらいです。

 

医師や看護師でもまだまだ睡眠導入剤を使っていて、中には依存症になりかけている人も・・・
もっと私達が睡眠に対する意識を変えなければいけないな、と感じることがしばしばあります。

 

日経DOORSに掲載されていた睡眠専門医のコラムです。
とても面白いので読んで見て下さい。

 

「睡眠時間なんて6時間寝れば十分でしょ?」とか「睡眠時間が短くても、質が高ければ大丈夫」などという声が聞こえてきます。日本人の睡眠リテラシーは、この何十年かの間に根底からゆらいでしまったようです。

はっきり言いましょう。睡眠はまず量を確保してこそ。質がどうとかはしっかり8時間寝ている人が、それでもなんらかの問題が起こったときに考えるべきことで、まずは寝なくては話にならないのです。「質より(先に)量」なのです!

もちろん、仕事が忙しくて、寝たいけれども寝られないという人もいるでしょう。繁忙期はやむを得ないこともあるでしょうし、1~2週間程度であれば身体的にも精神的にも耐えられるとは思います。必要とする睡眠時間には多少の個人差もあります。ただ、今20~30代の皆さんは、これから少なくとも30~40年以上働くわけです。その間ずっと睡眠不足を続けたらどうなるか。果たしてそれは持続可能な生活なのかを考えなければならないと思うのです。

日経DOORSより

 

日経の記事はやっぱり面白いなあ〜と思います。
私も、新聞をとると思って有料会員になってます。

 

 

睡眠不足がもたらす体への影響

 

では睡眠時間が短いと私達の体にどのような影響を及ぼすのでしょうか?

 

・体重増加・・・睡眠は新陳代謝エネルギーに変換するプロセスが機能するために不可欠なものです。新陳代謝が最適な時に体はカロリーを燃焼し体重を適正な状態に保ちます。

・情緒の安定・・・睡眠不足になるとイライラしたり疲れやすくなったり、誰もが経験あると思います。長期的な睡眠不足はうつ病発症などのリスクを高めることになります。

・認知機能の障害・・・認知症の原因は、脳内にアミロイドβが沈着すること。アミロイドβとは不用なタンパク質ですが、睡眠不足はこのアミロイドβの排出力を低下させることがわかっています。睡眠は脳にとって大事なクリーニングタイムといわれています。

・血圧の上昇・・・睡眠中は副交感神経が働き体の緊張をほぐします。しかし起床時間が長いと交感神経が働いている時間が長くなり体の緊張がほぐれず血圧上昇の一因となります。

・免疫力の低下・・・十分な睡眠がとれないと、一晩のうちに免疫システムが生産出来る抗体やサイトカインの量が制限され、抵抗力が低下します。

 

睡眠不足は体にとって良いことがないばかりか、健康を損なう原因となってしまいますね。

 

 

睡眠と腸内環境とホルモン

 

睡眠はホルモンとも密接な関係があります。
睡眠ホルモンと呼ばれる「メラトニン」は、脳内で分泌されるホルモンのひとつで、朝日を浴びると分泌が抑えられ、その14〜16時間後に再び分泌がはじまり、分泌量が多くなることで眠気がやってくるという「睡眠リズム」を整える働きをしています。

 

メラトニンは、抗酸化作用が高く「若返りホルモン」とも呼ばれています。寝不足が続くと「老けた」と感じるのはメラトニン不足のためです。

 

メラトニンと密接な関係にあるホルモンは、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」です。
セロトニンはメラトニンを増やすために重要な鍵となります。

 

肉や魚などに含まれるトリプトファンを摂る

トリプトファンは腸内でビタミンの作用を得てセロトニンとなる

セロトニンを材料にメラトニンが脳内で生成される

 

もの凄くざっくり説明するとこんな感じになりますが・・・
腸内環境が悪ければビタミンが代謝されず、トリプトファンを効率良くセロトニンに変えることができなくなってしまいます。
セロトニン不足がメラトニンの分泌を低下させ、「眠れない」という現象を招くことになります。

 

つまりよく眠るためには、腸内環境を整えることも大切なことだと言うことです。
眠っている時に増える腸内細菌と起きている時に増える腸内細菌があることが発見されたそうです。
また次回に、もっと詳しい睡眠と腸内環境はまとめましょう。
どうも歳をとると話が長くなっていけませんね〜笑

 

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