あなたの腸に穴が空く!?増え続ける『リーキーガット症候群』食生活と免疫疾患

腸内細菌の第一人者、藤田紘一郎先生

先日、勉強会に参加してきました。
なんの勉強会かと言いますと・・・もちろん腸内フローラです。
代替・統合医療日本がんコンベンションに続く藤田紘一郎先生がフォローアップ講座を開いて下さったのです。

腸内フローラの権威である藤田先生の勉強会はいつも満席状態。

今回は、先生と質疑応答なども自由に出来るというので張り切って参りました。
先生の講演はいつもユニークでわかりやすい。
その中でも、いま医学会で注目を集めているリーキーガット症候群について本日はお伝えいたしますね。

耳慣れない病名、リーキーガット症候群とは?

腸に穴が空き、栄養素や化学物質、バクテリアが漏れ出す状態と説明されています。

この穴というのは、腸管壁の刺激により炎症、損傷を起こして出来る物です。
腸から吸収されるものは本来分子が小さなものになります。しかし、この穴は大きな分子を吸収させることとなり、アレルギーの原因を作り出すのです。

体内では小さな分子を栄養素として認識しますが、大きな分子は異物として認識され、免疫応答システムによって異物に対する抗体が作られます。
抗体が出来てしまった食べ物を摂取すると、アレルギー症状が起きてしまう理由です。

また、腸管壁が炎症を起こしてリーキーガット症候群になると、ビタミンやミネラルを運ぶたんぱく質にも負担がかかり、結果としてビタミン、ミネラルの欠乏症が起きるのです。

自己免疫疾患、アトピーやアレルギー、花粉症、過敏性腸症候群、これらを引き起こす原因の1つがリーキーガット症候群だったのです。

リーキーガット症候群はなぜ起こるのか?

なぜ腸が炎症を起こし、穴があくのかというと・・・

・薬の乱用・・・抗生剤、ステロイドなど
・化学合成物質を使った食品の摂取・・・防腐剤、着色剤、酸化防止剤など
・アルコールの過剰摂取
・避妊用ピルの長期服用
・精製された炭水化物の過剰摂取・・・ケーキ、クッキー、清涼飲料水など
いわゆる腸内フローラを荒らすこととなる原因と一緒ですね。
少しでも現代病を減らしていくために出来ることは、やはり食生活の改善が一番近道なようです

藤田先生、今回もとてもためになる講義をありがとうございました。
でも先生、ちょっとダジャレにエネルギーを費やしすぎ。
朝立ちのお話より、先生の土壌菌のお話をもっとお聞きしたかったです。
次回は、先生の飲んでいらっしゃる土壌菌の成分について詳しく教えて下さいね。
楽しみにしております。

 

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