腸が食べたい食べ物 脳が食べたい食べ物 vol3

脳はすぐ糖分を欲しがる?

 

我が子がまだ小さかったころ、子供達と出かける時には必ずバックの中に飴やらグミやらを忍ばせておりました。電車やレストランで騒ぎ出した時に、口の中に放り込むととたんに静かになるからです。なんというバカ親だったのでしょう、私は・・・

 

でもそれが悪い習慣だと気がついた時には、もう上の2人は取り返しがつかない程に大きく育ってしまいました。子供は・・・

騒ぐ→大人が甘い物をくれる→脳が満たされる→しばらくする→血糖が下がる→イライラする→騒ぐ→大人が甘い物をくれる

と言う法則が身につき、糖分を補給しないと我慢が出来ない体質を作ってしまっていたのです。

 

三番目の子は飴ではなくて本を与える様にしていると、情緒の安定した子に育った様な気がします(あくまでも上と比べるとですが・・・)。

 

このイライラと糖質の問題は子供だけではありません。
本日は40歳からの糖質との付き合い方についてお話いたしますね。

 

 

脳の言うことに従ってはいけない

 

内分泌学者によると、人間の脳の中にある食欲をコントロールする細胞は加齢とともに劣化するそうです。それが年齢と共に肥満になる原因の一つだとも言っています。そして糖質や炭水加物を多く含む食事によってその劣化はさらに加速されるそうです。

 

脳は怠け者です。

 

蛋白質などのエネルギーの転換に時間がかかる食べ物よりも、すぐにエネルギー源となる糖質や炭水化物を欲します。

 

糖質で満腹になるとストレスは解消された気分になります。しかしそれは脳が満足しているだけです。胃や腸は胃酸過多、胃酸の逆流、消化不良による胃もたれ、悪玉菌によるお腹の張り、下痢、便秘に悩まされます。

 

糖質を食べ過ぎると活性酸素が多く発生し、脳の働きが悪くなります。そしてイライラする、鬱、認知症の原因にも繋がってくるのです。

 

 

糖質を沢山食べて良いのは20代まで

 

身体の成長が止まる25歳頃からは糖質は減らしていく方がいいでしょう。
代謝や骨密度の下がる40歳以降はさらに割合を減らす必要があります。朝は普通に、昼は軽め、そして夜は少しだけの糖質のバランスにすると良いと思います。

 

イライラするとすぐに糖分を摂取するなどの行動を繰り返していると、血糖値の乱降下がおきます。その低血糖が自律神経のバランスを崩し、糖分なしでは情緒の安定が図れなくなってしまう訳です。

 

極端な糖質制限はダイエットのリバウンドを生みやすいと言われています。極端に0にするのではなく、少しずつ食事における糖の配分を減らしていく方が上手に食事のバランスを変えていけると思います。

 

一番止めなければいけないのは、スナック、ジャンクフード、工業製品化されたスイーツです。

 

特に問題なのがフライドポテト。身体をどんどん酸化させています。180度で加熱したジャガイモにはアクリルアミドという発癌物質が多く含まれます。2013年に農林水産省が発表しているにも関わらずマスコミではほとんど報道されていません。これにはなんらかの力が働いているのでは?と想像せざるを得ません。

 

工業製品化されたスイーツの保存がきくクリームの中に使われているのもトランス脂肪酸。こちらは悪者で有名ですよね。トランス脂肪酸が使われているのは、マーガリンだけではありません。

 

私のお茶碗は子供が幼稚園の時に使っていたアンパンマン。
子供達からは白い眼で見られていますが・・・

 

お米が美味しい季節です。
上手に糖質の量のバランスをコントロールしてみて下さいね!

 

 

 

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