「長寿菌が命を守る」うんことコミュニケーションを!日本臨床腸内微生物学会辨野義己先生

第20回日本臨床腸内微生物学会

 

今朝は初めて訪れる駅「蒲田」におりました。
なんかほっとする下町の香りがします。
アーケードの先には商店街もあり賑わっています。

 

なぜ蒲田かと言いますと・・・ここで学会があるからです。
以前からお声かけいただいておりました「日本臨床腸内微生物学会」に今年は参加することができました。
この学会は名の通り「腸内細菌」についての学術集会です。

 

数少ない腸内細菌の最先端治療を学ぶことができる場ですので、朝から楽しみにしておりました。
私の師匠「辨野義己先生」も登壇されます。
辨野義己先生といえば有名なうんち先生!

 

本日は学会演題の中から興味深い「うんちネタ」お伝えいたしますね。

 

 

日本臨床腸内微生物学会とは

 

日本臨床腸内微生物学会は、口から肛門までその範囲に広く生息する微生物と、それら微生物が関係する病態、疾病、生命現象を研究対象としています。
つまり腸内細菌が引き起こす「病気」の研究です。

 

21世紀は腸内環境の時代です。
いままでは「病原菌」として下痢や感染症の原因としてしか見られていなかった腸内細菌。じつはもっと様々な病気や免疫力に関与していることがわかってきました。

 

微生物をキーワードに、基礎と臨床の枠、診療の枠を超えて多くの研究者が集まり、様々な視点から広く微生物に関することを扱うのがこの学会の目的です。

 

 

 

腸内細菌とコミュニケーションデザイン

 

沢山の医師の演題がある中で私が楽しみにしていたのは、理化学研究所「辨野義己先生」の公演です。
そのタイトルは「長寿菌が命を守る!大切な腸内環境コントロール」。

 

他の先生方とは全然違ったモロ「うんこネタ」です。
スタートは真面目に腸内環境の重要性からです。

 

 

様々な病気は腸内環境から始まり、私たちの「健康寿命」を左右します。

 

 

現代の医療では「病気になってから」始めて病院にかかります。
疾病人口は増え続け、医療費を圧迫し続けています。

 

 

病気を予防するためにはどうすればいいのか?
それはズバリ「いいウンチを作ること」。
毎日、快適にウンチを出すために必要なことは、
・運動・・・50%
・食物繊維・・・40%
・発酵食品、睡眠、水分・・・10%
だそうです。

 

 

辨野義己先生が名付けた「長寿菌」(健康で長生きしている人が多く持つ菌)は、ビフィズス菌と酪酸産生菌が重要な役割を果たしているそうです。

 

 

腸内に有効なビフィズス菌などを摂り続けると、腸内の酪酸菌が増加して腸内の運動を促進します。
この酪酸菌の増加が腸内環境を改善してくれます。

 

 

「コレをを食べればいい」という単純なものではなく、多種類のプレバイオティクス(食物繊維)を取ることが大切です。

 

 

食物繊維の働きはただ便秘予防だけではありません。
大腸がんや免疫力にも関与していることがわかってます。

 

 

健康寿命を長くするためには、食事のバランスを考えると共に「ウンコとコミュニケーションをとる」ことが必要なんです!

 

ご自分のウンチ、しっかり毎日観察していますか?
このウンチが健康のバロメーターです!
ふわっと柔らかく、黄色がかった茶色で、匂いはキツくない、これが最上級ウンチ。

 

日によって変わるのは、毎日にコンディションが反映されるから。ウンチは体からのお便りなんです。

 

 

本日は朝から夕方までみっちりウンチ、いやいや腸内細菌のお勉強。新しい情報もありますので、また改めて皆様にもお伝えしていきますね!

 

 

 

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