風邪を引く人、引かない人。寒くても風邪を引かない体の作り方。抵抗力、免疫力と腸内環境

風邪を引く人、引かない人

 

うちの主人は、この時期になると必ず酷い風邪をひいて寝込みます。
仕事が忙しくなる上に、飲み会やら忘年会で夜の街をうろちょろしてるから、当然といえば当然です。

 

私はここ何年も風邪をひいたことがありません。
更年期障害らしき症状はありますが、風邪で寝込むことはないので有難いなぁと思います。

 

やっぱり健康って大切!
忙しいこの時期に寝込んでしまうと、結局自分にツケが回ってきてしまいますものね。
仕事がたまり、気持ちが焦るだけでいいことはない。
同じ休むなら温泉にでも行った方がいいものね。

 

だから自分の免疫力や抵抗力って、とても大事な財産なんですよ。
お金で買えない大切なもの。
病気になったらその分働けないし、高い病院代はかかるし、かえって痛い出費になってしまいます。

 

でも、風邪を引きやすい人と引かない人の違いってなんなのでしょう?
不思議に思うこと、ありますよね?
免疫力とか抵抗力というものの正体は一体なに?

 

本日は・・・私達の体を守る免疫の不思議を調べてみたいと思います。

 

 

 

免疫力が低下するって・・・ホントは何が起きているの?

 

クラスの中には毎年必ず風邪を引く人と、全く引かない人がいます。
なにがどう違うのでしょうか?
「免疫力」「抵抗力」という言葉でかたづけてしまうことは簡単ですが、実際にはどんな力が自分の体を守っているのか?分からないものですよね。

 

手洗い、うがい、マスク、予防は完璧で重装備な人ほど、毎年寝込んでいたりするし・・・
なにも気にせず、半袖でいつまでも歩いているような人ほど元気だし。
私達の体では何が起きているのでしょうか?

 

 

 

コルチコステロンと免疫力

 

風邪を引いた時には、免疫力が亢進し炎症が起こります。炎症は治療のためにおこる生体反応です。その反応で熱が出たり、喉が腫れたりします。この反応が過度にならないように、体は「コルチコステロン」というホルモンを分泌し、免疫力にブレーキをかけようとします。この作用は全身に及ぶため、病巣部以外の免疫力は低下することになります。

 

(コルチコステロンとは、副腎皮質ホルモンの一種で、糖質代謝促進作用をもちます。また電解質代謝作用や抗炎症作用があります。)

 

年末年始の多忙な時期になぜ風邪を引く人が増えるかということを分かりやすく説明しますと・・・(気温や湿度などの環境要因は除く)

 

忙しい⇒ストレスがかかる⇒風邪を引く⇒炎症が起こる⇒コルチコステロンが増える⇒全身の免疫力が低下する⇒また別のウイルスに感染する

 

こんな感じの「免疫力低下スパイラル」が止まらなくなります。

 

 

腸内環境と免疫力

 

免疫力の70%を腸内細菌が作り、残りの30%がこころが作っていると言われています。
ストレスにさらされると人が風邪などの感染症にかかりやすい理由は、腸内環境の変化にあります。

 

阪神淡路大震災前後の腸内環境の変化を調べたところ、震災後には糞便中のカンジダやシュードモナス菌が増加したそうです。これは心理的要因や身体的なストレスが善玉菌を減らし、悪玉菌を増やした結果です。

 

不安や緊張が腸内細菌のバランスを崩していることがわかっていますが、逆に腸内細菌が神経伝達物質の分泌量を決めて人間の精神活動に影響を与えるとも言われています。

 

マウスを無菌状態にすると、ストレスに反応する視床下部ー下垂体ー副腎軸が活性化して、ACTHやコルチコステロンの分泌量を増加させていることがわかったのです。
つまり、マウスの腸内細菌がコルチコステロン量を減少させ、免疫力を高めて生体防御力を上昇させたと言うことになります。

 

ちょっとまた難しくなってしまいましたね。
まとめますと、「病気予防は腸内環境を整えることから始めましょう」ということです。
沢山の菌を摂って、色々な食物繊維を摂って、毎日ちゃんとスッキリ出す!
結局、これが健康への近道ということになりそうです(*^O^*)

 

参照:藤田紘一郎先生「こころとからだの免疫学」

 

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