加工食品ががうつを作り出している?
私の人生の中で、1番暗く思い出したくない時代が中学時代です。
小学6年生で母が亡くなり、中学1年生の頃に父が継母と再婚し、毎日家の中で継母の顔色を見ながら生活していました。
反抗したくても反抗できない。そんな思いからどんどん部屋の中に閉じこもるようになりました。リビングに降りるのが嫌で、家族との食事も必要最小限に済まし部屋に急いで戻ります。当然成長期でお腹は空きます。お小遣いでインスタント食品やお菓子を買い込み、部屋でこっそり食べることも多くなりました。
目立たないように目立たないように、いつも下を向いて生きていました。
何度死んでしまいたいと思ったことでしょう。どうして私には何でも話せる母親がいないのだろうと恨んだことでしょう。でもいま考えると、そんなネガティブな思考もインスタント食品だらけの食生活にあったのかもしれません。
腸内環境がと神経伝達物質であるドーパミン、セロトニンの関係
ノルアドレナリン、ドーパミン、セロトニンは体内で特に重要な役割を果たしている三大神経伝達物質です。
セロトニンは人間の精神面に大きな影響与え、心身の安定や心の安らぎなどにも関与します。 脳内のセロトニンが不足すると、さまざまな弊害が生じます。 症状はさまざまですが、代表的なものは下記の通りです。
・情緒不安定になり、怒りっぽくなる
・気分が沈みがちで、うつ傾向になる
・依存傾向が強くなり、欲求不満になる
・不眠になる
・朝、なかなか体が動かない
・表情が乏しくなり、老けた印象になる
・自律神経が崩れ、冷え性になる
原因不明の体調不良は、じつはセロトニン不足ということもよくあることです。もし、なんだか調子がすぐれない、イライラするなどの自覚症状がある場合は、まずは腸内環境を見直す必要があるかもしれません。
セロトニンは、トリプトファンという物質から作られています。このトリプトファンは、体内では合成できないため、食べ物から摂取する必要があるんです。トリプトファンは、こんな食べ物に含まれます。
・豆製品
・乳製品
・ナッツ類
・バナナ
この他、肉、魚などにも含まれているので、バランスよく食事を摂れば不足することはあまりありません。しかし、ダイエットをしていたり食事はほとんどインスタント食品という場合は欠乏してしまいます。また、トリプトファンはビタミンB6と合成することで作られるので、ビタミンB6とその2つの合成を助ける炭水化物も必須です。極端な炭水化物抜きダイエットはお勧めしません。
食事以外にも、日光浴、睡眠、ストレスなどが大きく関わります。
腸内環境の悪化とインスタント食品の関係
インスタント食品にはリン酸ナトリウムが添加物として加えられているものが多いです。リン酸ナトリウムを過剰摂取すると、腸管からのカルシウム吸収が阻害され、血中カルシウム濃度が低下します。また鉄の吸収を阻害するため貧血の原因になり、ミネラルの吸収も阻害します。そしてこれらの添加物は腸内環境を悪玉菌優位にしてしまいます。
インスタント食品の飽和脂肪酸と炭水化物だけで栄養を摂っていた私は、腸内環境の悪化が進みかなりの貧血状態でした。まだ若かった私は外見的にはなんら支障を感じなかったので、深刻に身体のことを考えることはありませんでした。
もちろん、まだアンチエイジングなど自分には関係ないことだと思っていましたし、腸内のことを気遣う余裕などありませんでした。
でも、腸内環境の悪化がメンタルに大きく影響していたようです。血液型O型のもともと楽観的な私が、あんなにも暗い学生時代を過ごす原因となったのは、過剰な糖分とインスタント食品にありました。家庭環境のせいだと責任転換していましたが、それは自分が招いた食生活が原因だったのかもしれません。
今の若者にうつや引きこもりが多いのも幼少期からの食生活が関係してることは否めません。コンビニ食やパックになったお総菜。時には必要かもしれませんが、成長期の身体には出来るだけ食材からのお料理で栄養を摂取するようにしましょう。
出来る事なら数年前に亡くなった継母に謝りたいです。
私の身体を気にして不得意な料理を毎日してくれました。
母となったいま、毎日きちんとした食事作りをすることがどれだけの苦労か良くわかります。
そんな反省をこめて今日も子供達に食事だけはきちんと作ろう、と心に誓う私でした
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