食用肉の抗生物質が病気を作る!「マイクロバイオームを脅かす食肉、脅威の耐性菌スーパーパグとは?」

食用肉の抗生物質が病気を作る!

 

以前、製薬会社様よりこんな話を聞いたことがあります。

 

製薬「抗生物質の新薬ひとつを国に認可させるには、それはとてつもない費用がかかるんだ。とても人間に使う量では回収出来ない。どこで採算をとるかわかる?それはね、家畜だよ」

 

胃腸「はい、耳にしたことはあります。ただ、そんなに高い割合だとは思いませんでした」

 

製薬「その使用目的は病気の予防ではないんだ。飼育肥料に抗生剤を混ぜることで40%以上の成長促進がはかれるんだ。」

 

最近では、様々なメディアで抗生物質と食用肉の問題がとりあげられ、その深刻な問題がクローズアップされています。
しかし、そんな問題があることはわかっていても、私達消費者は真の正しい情報を知ることができずに、スーパーで食肉を購入するしか術はありません。

 

過剰な抗生物質が私達の腸内細菌を減少させ、免疫力を低下させているのは明らかです。

抗生物質と腸内細菌のくわしくはこちら

胃内視鏡の検査をしていても「カンジダ性食道炎」の患者さんが多いのにびっくりします。
(カンジダ菌というのはどこにでもいる真菌ですが、抵抗力が下がった体に定着します)

 

自分が食べている肉は大丈夫なのか?
どうやって安全な肉を探せばいいのだろうか?
わからないことだらけですよね。
本日は私が最も注目している現代人の問題、「抗生剤漬けの食用肉と病気の関係について」。
またまた深掘りしてみたいと思います。

 

 

抗生物質と家畜の成長

 

この本は私の愛読書、「失われていく、我々の内なる細菌」。
家畜へ抗生物質がどのように使われているか記してあります。

 

 

2010年に世界の農場主が家畜を育てるために使用した抗生物質は6万3000トンを超えると言われています。そして研究者の予測によれば、2030までに10万5000トン以上になるという。これからの人間の体はどうなってしまうのでしょうか?

 

 

マクドナルドは「ヒト用抗生物質の使用を廃止した」と発表していますが、家畜用抗生物質の使用は続けています。
ヒト用も家畜用も薬の原料は一緒。いったいなんの意味があるのでしょうか?

 

 

こちらはよくメディアで取り上げられる「ビックチキン」。
抗生物質を投与されたチキンはどんどんメタボリックになり、骨粗鬆症が進行しています。
太ったおじさんを食べているのと同じ?!

 

 

チキンナゲットやからあげクン、サラダチキンなどに使われているのでしょうか・・・?

 

 

 

動物に使用する薬剤の食品残留について

 

飼料の品質保持や栄養成分などの補給を目的として、抗生物質、酸化防止剤、防かび剤、ビタミン、ミネラルなどの添加物が用いられることがありますが、これらは「飼育添加物」といい、動物用医薬品とは区別されますが、共に使用方法や残留基準などの規制があります。

 

このうちの抗生物質を使用する目的は2つです。
1つは家畜を早く太らせること。そしてもう1つは、病気が広がりやすい過密状態で不衛生な条件下で飼育しても健康を保つことです。

 

抗生物質を投与された肉の消費は、人体に大きな変化をもたらします。食肉を通して抗生物質に接することで、抗生物質に耐性のある「スーパーパグ」が誕生してしまいました。
脅威の耐性菌「スーパーパグ」とは?
抑制が効かない細菌により、2050年までに世界で1000万人の死者が出ると言われています。

 

 

抗生物質不使用肉を求めて・・・

 

スーパーなどで売られている食用肉の90%以上は抗生物質使用食肉です。
私も購入しますが、いつも「この肉大丈夫かな?」と不安な思いで買っています。

 

「抗生物質不使用」と記載されていない場合は、間違いなく疑ってかかった方がいいと思います。
だって薬を使わない肉は生産に時間がかかり、価格が上がってしまいます。
その安全性をアピールしないわけがありません。

 

私が見つけた抗生剤不使用肉を扱っている販売元です。

・シュガーレディ(ここの販売方法は賛否両論ですが、お肉の品質はいいと思います)

・ラディッシュボーヤ

 

酪農家さんより直接情報が仕入れられるようになると、もっと多くの安全なお肉の情報がわかると思うのですが・・・
ただいま情報収集に励んでおりますので、またお勧めが見つかりましたらお知らせいたします。

 

人間の知恵と腸内細菌の闘いはこれからも続くと思います。
命を救うはずの薬が、人類を滅ぼすのか?
やっぱり「すべては腸から始まっていた・・・」

 

 

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