薬はほとんど必要ない
看護師歴35年の私ですが、薬はほとんど飲みません。
血液検査は全て正常値、脂肪肝なし、骨粗鬆症なし、更年期障害終了、関節痛なし、だから飲む必要はないのですが。
でも、コレステロールが上昇しそうになったこともあり、貧血になりそうになったこともあり、体調不良がゼロというわけではなく、少しでも悪くなりそうな時に生活習慣を改めるだけのことです。
だからずっと病院いらず、薬もまったく飲みません。
もちろん、必要な方も大勢いるのは当然です。ただ漫然と飲み続けてしまい、生活習慣を改めようとしない人が多いのも事実です。
これ本末転倒ですよね?
たまたまインスタを眺めていたら、良い動画を見つけました。
核心をついた内容だと思ったのでシェアしますね。
本日は、腸内環境を悪化させる薬特集です。
「腸内環境を悪化させる薬3選」
まずはこちらの動画をご覧ください。
https://www.instagram.com/reel/DJXuAhGSuEi/?igsh=dG04bHJvamRnMDRq
杉本医師の言うことは本質をつていると思います。
しかし、酒やタバコがOKという訳ではないと思いますが、苦笑。
お酒はアルコール分解酵素を分泌できない人にとってアセトアルデヒドは毒となりますし、タバコは肺がんを誘発することは誰もが知っていること。
言葉が悪いのでしょう。
「嗜好品より悪い影響を与える薬がある(漫然に飲み続けていると)」
こう言い換えれば語弊がないはずです。
杉本医師が挙げていた腸内環境を悪化させる薬3選は、
3位 抗生物質
2位 糖尿病治療薬
1位 胃薬(プロトンポンプインヒビター)
私がよく特集していた薬と同じですよね。
東京医科大学と国立国際医療センターのコホート研究で裏付けは取れています。
抗生物質、糖尿病治療薬、胃薬が腸内細菌に影響を与える理由
ではそれぞれの薬剤がどのような影響を与えているのか詳細を見てみましょう。
3位 抗生物質
こちらは細菌を殺す薬ですから、言うまでもなく腸内細菌に影響を与えてしまうのは当然だと思います。
抗生物質飲む?飲まない?「抗生物質は腸がんの発生率を高める」抗生剤と腸内細菌と大腸がん
2位 糖尿病治療薬「αグルコシダーゼ阻害薬」
糖尿病治療薬を飲むと「お腹が張る」と訴える患者さんがいらっしゃいます。その理由は糖にあります。
α-グルコシダーゼ阻害薬は、食事から摂取した糖質の分解を遅らせ、小腸からの吸収を緩やかにすることで、食後の急激な血糖値上昇を抑える糖尿病治療薬です。この薬剤は、低血糖を起こしにくい、体重が増えにくい、炭水化物を多くとる日本人にも有効であるといった特徴を持ち、特に食後高血糖が顕著な患者さんや、初期治療、併用療法などで用いられます。代表的な薬剤にはボグリボース(商品名:ベイスン®)、アカルボース(商品名:グルコバイ®)、ミグリトール(商品名:セイブル®)などがあります。α-グルコシダーゼ阻害薬は、腸管において二糖類から単糖類への分解を担うα-グルコシダーゼを阻害し、糖質の消化・吸収を遅延させることにより食後の過血糖を改善します。腹部膨満感などの消化器症状は、未消化の糖質が大腸に達して腸内細菌の酵素によって酢酸、酪酸、乳酸などの有機酸が生成されること、短鎖カルボン酸や水素ガス、メタンガスなどが生成されることによって起こります。
参照:https://www.goodcycle.net/fukusayou-kijyo/0025/
1位 胃薬(プロトンポンプインヒビター:PPI)
PPIは、私が随分前から警告を鳴らしていた薬です。
「10年ずっと飲んでいます」漫然と飲んでいる患者さんがとても多かったので、絶対に問題になるだろうと懸念していました。
タケプロンやネキシウムを飲み続けると小腸と大腸の炎症を起こす「PPI長期投与で腸内細菌叢変化」
実際にPPI長期内服患者さんの腸内細菌叢を調べたところ「ディスバイオーシス」という状態になっていました。
薬は必要な時に必要な量だけ!
これさえ徹底していれば・・・毒にはならなかったのに、と思うばかりです。
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