生海苔を消化分解出来るのは日本人だけ?【美腸食材シリーズvol4・・・新若布編】

美腸食材で日本の四季を感じよう

 

週末も1日中パソコンの前に座って仕事をしている私にとうとう三男が怒り出しました!
「どこかに連れてって!!!」
そうでした、そうでした。
お正月に実家に帰ってからというものの、どこにも出かけていませんでした。長男が大学受験ということを建前に、週末はほとんどこもりきりで仕事をしていました。

 

よし!今日はお出かけをしましょう。
行き先に選んだのは横須賀。子供は三笠公園ででも遊ばせて、私は横須賀の市場で買い出しをしよう。そうそう、もう新若布や生海苔が出ているはずだわ。
楽しみ楽しみ!

 

さあ、新若布を買いに行こう〜。出発進行!
あっ、海藻や海苔といえば・・・ご存じですか?
生海苔を消化出来るのは日本人だけだってこと。
本日は、日本人にはやっぱり海藻だね!&新若布情報です。

 

 

日本人の腸にだけ存在?生海苔を消化する細菌

 

腸に必要な水溶性食物繊維の代表、海草類。
最近、もっぱら見直されている食材ですが、海藻を上手に消化出来るのって日本人特有のことだってことご存じでした?

 

【4月8日 AFP】日本人の腸が海草に含まれる多糖類を分解できるのは、分解酵素を作る遺伝子を腸内に住む細菌が海洋性の微生物から取り込んでいるためだとする論文が、8日の英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。
フランスの海洋生物学と海洋学の研究・教育機関「ロスコフ生物学研究所(Station Biologique de Roscoff)」の研究チームは、ゾベリア・ガラクタニボラン(Zobellia galactanivorans)という海洋性バクテリアが、アマノリ属の海草に含まれる多糖類を分解する酵素を持っていることを発見した。
公開されているDNAのデータベースを調べたところ、ヒトの腸内に住むバクテロイデス・プレビウス(Bacteroides plebeius)という微生物が、同じ酵素を作る遺伝子を持っていることが分かった。このバクテリアはこれまで、日本人の排泄物からしか見つかっていない。(AFPニュースより)

 

少し小難しい説明ですが、要約すると・・・

外国人は生の海藻を消化出来ないが、日本人だけ出来るんだぞ〜!!

という話。だからどうなの?と言われたらおしまいですが、海藻には沢山の栄養やミネラルが含まれるしカロリーも低いので美容や健康に欠かせない食べ物なんです。
日本人は8世紀頃から海苔を生で食べていたため、海藻に住んでいたバクテリアの遺伝子を取り込んだと言われているようです。

 

塩漬け若布の10倍美味しい!新若布

 

春になると新若布や生海苔が市場に並び始めます。
若布、海苔は水溶性食物繊維で腸内細菌の餌になることはもうみなさんご存じですよね。
その他の栄養素として・・・
・アルギン酸⇒ナトリウムを体外に排出する働きがあり、血圧の上昇を抑えます。また、重金属などの有害物質を体外に排出する働きがあると言われています。

・フコイダン⇒海藻に含まれるフコイダンには血栓予防、コレステロール低下作用、免疫細胞の活性化があると注目されています。

 

腸がぴかぴかになる!新若布の酢の物

 

新若布の酢の物作りました!
またまた超簡単。

・若布を適当な大きさに切る
・多めのお湯でさっと湯がく
・冷水にさらし、水を搾る

ゆでる前は茶色ですが・・・・

湯がいたあとはこんなに鮮やかな緑色になります。

本当に美味しいんです。
日本人に生まれてきて良かったと思う瞬間。

 

春の訪れを感じながら・・・海の恵みを頂きます!
ママ、いつもお仕事してばかりでごめんね。またお出かけしようね。

 

 

 

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