細胞に必要な脂質とは?
脂質とは、体のエネルギー源として使われる脂質と細胞の構成要素として必要な脂質があります。
脂肪細胞では脂質は細胞内で油滴として蓄えられ、細胞脂質では細胞膜の構成成分として情報伝達を担っています。
脂とイメージするとコレステロールや動脈硬化など悪いイメージを持つかもしれませんが、
髪や肌、爪などを健康に保つための大切な栄養素でもあるため上手に摂取する必要があります。
脂と油
皮膚が、髪が、爪が、乾いている。
空気が乾燥しているからか?
私に油分が足りないからか?
パサつきが酷く、艶が足りない・・・というか無い。
クリームで保湿しても時間が立つと乾燥が気になる、やっぱり内側から補わないと追いつかない。
上からなにを塗っても細胞に水分を抱え込む力がなければ、乾燥はすすむもの。
では、どうすればいいの?
やっぱりオメガ3でしょう、良質な油をとることです。
「私、お肉沢山食べているから大丈夫」
ちょっと待って、ちょっと待って、それは脂。
油と脂?どう違うの?
体にいいアブラと悪いアブラ。
本日は、私達アラフィフ女性に足りないアブラについてお伝えしましょう。
体に必要なアブラとは?
アブラというと「太る」と言うイメージがあり敬遠されがちですが、人間の体には必要な栄養素です。
その定義をわかりやすく分類すると、
・脂・・・常温で固まるアブラ。肉やバターなど
・油・・・常温で固まらないアブラ。オリーブ油、サラダ油、魚のあぶらなど。
アブラは栄養成分としては脂質と言い、炭水化物やタンパク質とともに3大栄養素といわれ体の大切なエネルギーとなります。
また、細胞やホルモンを作るために必要な栄養成分です。
そして、アブラの一種であるオメガ3脂肪酸は腸内細菌に良い影響をもたらすといわれている油です。
オメガ3脂肪酸は腸内細菌の善玉菌を増やす!
腸にいいと言われている食物繊維だけではなく、良質な油も腸内細菌のバランスを整える効果があります。
しかし、脂質の種類によっては善玉菌を増やす脂質と悪玉菌を増やす脂質があることが研究の結果でわかっています。
マウスに飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸を与える実験をしたところ、
・飽和脂肪酸の豊富なラード(豚脂)を多く与えると、炎症を起こす悪玉菌のピロフィラが増える
・不飽和脂肪酸のオメガ3が豊富な魚油を多く与えると、炎症と肥満を改善するアッカ−マンシア乳酸菌が増えた
このような報告があります。
参照:東京農工大PRリリースより
魚を食べよう!
ツヤがある女になるために、善玉菌を増やしてホルモンUPするために、乾かない女になるために、魚を食べよう!ということで・・・
今日は美味しい魚を探しに鎌倉まで行ってきました!海が近い鎌倉では美味しい魚を安く買うことができます。
本日訪れたのは、鶴岡八幡宮側の干物の「山安」さん。鎌倉では有名な干物の老舗店。
店頭では炭火で焼いた干物が試食できます。いい匂いなんだわ、これが・・・
鯵やサンマ、サバなどオメガ3たっぷりの魚たち。種類も豊富です。
工場直売だから凄く安い!金目の開きが3枚入って1000円!こんなのあり?訳ってなによ?!
金目、鯵、サバを買ってきました!これで、しばらく魚には困るまい
オンラインショッピングもあるようです。干物の「山安」さん、のぞいて見て下さい
魚を食べて「ツヤっぽい女」になれるかな。
皆様も、血液サラサラ、腸内細菌元気、肌綺麗、良いことづくしのお魚を食べてくださいね。