腸内環境を整え難治性疾患を治す!「やっぱり便秘は万病のもと」日経メディカル2017特別編集版

便秘は万病のもと

 

昔の人はよく言ったものです。
「便秘は万病のもと」と。
しかし、ほんの数年前まで便秘が病気という認識はありませんでした。

 

私は自分の専門がたまたま消化器科で、毎日患者さんの胃腸をみていました。
そのうちに便秘や下痢を抱える方には大きな病気があると感じるようになりました。

 

大きな病気だから便秘になるのか?
便秘だから大きな病気になるのか?
どちらが発端かわかりませんが、便秘を抱える人の有病率が高いのは明らかです。

 

腸内フローラは流行りすたりの医学ではありません。
様々な病気が腸内細菌と密接に関係していることが解明されつつあります。

 

先日発売になりました医学誌「日経メディカル」でも、特集号を組んで腸内細菌が取り上げられました。
本日は・・・腸内フローラはどんな病気と深い因果関係があるのか?を皆様にもお伝えできればと思います。

 

 

リウマチと腸内環境の関係

 

女性に多い病気でリウマチという名前を聞いたことがありますよね。
このリウマチと腸内細菌について研究されているのが、愛知県大学の青木先生です。

こういう論文は難し過ぎるので何が大切かまとめますと・・・腸内細菌の乱れがリウマチの発症と関わりがあるということです(簡単にまとめすぎ?)。

ゲノム解析とはナースキュアでも採用させていただいております腸内フローラの検査です。

 

 

慢性腎臓病と便秘

 

腎臓と便秘?何が関係あるの?
不思議になりますよね。

CKDとは慢性腎臓病です。治療薬が見つかっていない病気でこの病気に苦しんでいる方々は大勢います。

東北大学の阿部先生は便秘薬のルビプロストンが慢性腎臓病に有効だということを感じ研究中です。ルビプロストンとは私が以前紹介した便秘薬のアミティーザです。

 

 

非アルコール性脂肪肝と腸管内浸透性

 

脂肪肝には、お酒の飲み過ぎによるアルコール性脂肪肝と、肥満や生活習慣が原因の非アルコール性脂肪肝と肥満の2種類があります。

 

非アルコール性脂肪肝は全体の2/3を占め、放置すると5〜10年で5〜20%の割合で肝硬変になると言われています。肝硬変とは、肝臓が小さく固くなり、肝臓の正常に働く細胞の数が減ってしまう状態です。

非アルコール性脂肪肝の方は腸内細菌が減少していることが判明しました。

腸内細菌と病気の関係が次々と解明され始めています。
これからの医療に新しい道が開かれることが期待出来そうですね。

ごめんなさい、今日の内容は難し過ぎましたね。
要は、腸内細菌の乱れは色々な病気の元となることが医学的に証明されつつあるということです。

どうぞ「便秘や下痢を防いで健康な体作り」を目指して下さい。
皆様のご健康をこころよりお祈りしております(*^O^*)

 

 

 

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