うんちの量と美人の法則vol11・・若い頃とうんちが違うのはなぜ?うんちのエイジングケアに必要な3つのこと

うんちにも年齢がある

 

私は0歳から90歳までと幅広い年齢層の「おむつ替え」をしたことがあります。
もちろん、赤ちゃんと患者さんのお世話でですよ。
赤ちゃんのおむつ替えは、ほとんど「汚い」とか「嫌だ」なんて思ったことはありません。
うんちが出るだけで、「偉い、偉い、今日も元気だね」と嬉しくなります。

 

40代から70代の方が入院している病院では、「おむつ替え」は大変かといったら、まあそれは大変です。
臭いもキツイし、量も多いし、拭き取るのが一大事。
ナースの中でも一番嫌がられている仕事ですね。
この年代は、一番「うんち年齢」の開きがあります。
しかし、60過ぎても20代並みの「良いうんち」の方はたまにいらっしゃいます。

 

80代以上の方が多い、老人ホーム。
「おむつ替え」は「おめでた」です。
何日も何日も排便がなくて、「やっと便がでた〜!」と大喜び。
「出てよかったね、すっきりしたね」と、こちらまで嬉しくなります。

 

そうやって、様々な年代の「おむつ替え」をしてきて感じることは、
「年齢ってうんちにもでるんだ・・・、うんちにも若さや老けが表れるわあ」
やっぱり、うんちは私達体のバロメーターです。

 

皆様も「最近、なんだかうんちが違う・・・」
と感じたことはありませんか?
臭いがきつくなったり、キレが悪くなったり。
それは「うんち老化」の始まりなのかもしれません。

 

本日は「うんちのエイジングケアに必要なこと」を考えてみたいと思います。

 

うんちを作る材料

 

うんちの中身、これはなんだかわかりますか?
すべてが食べかすだと思っている方も多いかもしれませんが、それは違います。
「良いうんち」というのは、水分が80%、食べかすが10%、腸内細菌の死骸と死んだ腸壁が10%です。

 

便秘気味の方の原因のひとつが、「うんちの材料不足」。
つまり、食べかすが少ないってこと。炭水化物では「食べかす」はあまり作れません。

 

昨日食べたものを思い出してみて?
朝、パン。昼、うどん。夜、サラダとお肉。
ほらね、食物繊維が足りていないでしょ?

 

うんちの材料に必要なものは、食物繊維量です。
野菜や海藻、キノコなどを積極的に摂りましょう!

 

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うんちを育てる力

 

「食べかす」を元にして、大腸の中でうんちは育って行きます。
剥がれた腸粘膜、死んだ腸内細菌が一緒になって、うんちはカサを増していくのです。

 

そのためには、腸の中の新陳代謝も重要。
腸壁は10日、肛門周囲は5日で入れ替わると言われています。身体の血流を上げ新陳代謝を活発に促しましょう。
自分の腸の新陳代謝が良いか悪いかは、口の中を観察してみて下さい。
粘膜がみずみずしくピンク色の人は粘膜の再生が良い証拠。
渇いて舌苔がびっしり付いている人は、腸の代謝も悪くなっているのかもしれません。

 

また、腸内細菌の数を増やしてあげる事も大切です。

 

人の腸の中には定住菌(住み着いている)と通過菌(食事で通過するだけ)がいます。加齢により定住菌の数はどうしても減少してしまうため、食品やサプリメントから通過菌を摂取してあげることが重要です。

 

 

うんちを出す力

 

うんちを毎日きちんと出すためには、「トイレ習慣」と「腹筋」が必要です。
毎日トイレにちゃんと座っていますか?意外に盲点です。
腸内リズムを作ってあげましょう。

 

うんち習慣の作り方はこちら

 

また、筋肉も重要。腸腰筋と呼ばれる筋肉を鍛えることで出す力が増します。
最近、お腹がぽっこりしてきた・・・という人は腸腰筋が痩せてきたのかもしれません。
この腸腰筋を鍛えるためには、「ねじる系」の運動を増やすと良いかもしれません。

 

 

腸を活性化させ、便秘を解消するには、「食べ物」「新陳代謝」「筋肉」の3つのバランスが必要。
いくら腸にいい食品をとっても、腸が動かなければ宝の持ち腐れとなってしまいます。
内側(食事)ももちろんですが、外側からも刺激を与え、活発に腸を動かして「うんちのエイジングケア」意識しましょう。

 

 

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