朝ごはんを食べる方が体にいい?食べない方がいい?胆汁性下痢と朝食の関係

朝ごはんを食べる方が体にいい?食べない方がいい?

 

休みの日は子供の模擬試験の送迎をすることが多いので朝がとても早いです。
子供たちに朝ごはんを食べさせ、洗濯して、バタバタと出かけていきます。
私は5時に起きても朝食を食べる時間がない・・・

 

8時半には会場に子供を送り込んで、そこからは私の自分時間。
これが楽しみ。
普段はゆっくりカフェに入ることなんかできないのですが、ここでは時間を気にせずゆっくり朝食を食べて、仕事をすることができます。

 

私は普段から腸を動かすためにも「朝ごはんは大切ですよ」と言っていますが、はたして本当にそうでしょうか?笑笑

 

南雲先生のように1日1食で朝食を食べなくても元気な方もいますし、朝食を食べると調子が悪いという方もいいます。

 

それはなぜなのでしょうか?
腸の日内リズムと動きによって、朝食がよく働くか、悪く働くか、人によって違ってきます。
腸にも毎日のリズムというのがしみ込むんですよね。

 

夏場の脱水予防をしなければならない時期は別ですが、普段は自分のリズムに合わせて工夫すればいいと思います。
参考までに・・・本日は朝食を摂った方がいいタイプの腸と、控えた方がいいタイプの腸をまとめてみたいと思います。

 

 

 

朝食を食べて腸を動かしたいのは便秘タイプ

 

大抵の人は朝食を食べた方が胃腸にとっては良いようです。

 

なぜかと言いますと、水分を含んだ固形物が胃の中に送りこまれると、その刺激で胃腸が活発に動き始めます。すると、大腸にもその運動が伝わり「便意」を感じるようになります。
私たちが何かを食べたり飲んだりして胃にものが入ると、その刺激をきっかけに大腸の蠕動(ぜんどう)運動が始まります。

 

これを結腸反射と呼びます。

 

この反射が起きると、大腸のS状結腸という場所にいる便が直腸へと送られます。直腸が便で満たされ「圧」を感じると、その情報が脳へと伝わり、脳から指令が出て便意が起こります。

 

 

朝食が刺激になってしまうのは下痢タイプ

 

朝食を摂ると下痢をしてしまい「通勤に支障が出てしまう」という方には、必ずしも朝食を食べることがいいこととは言えないかもしれません。

 

それは胆汁性下痢を起こしやすい人の場合です。

 

脂肪の消化を助ける働きをする胆汁は、小腸の入り口で分泌され小腸の末端部で吸収されます。しかし、なんらかの理由でこの胆汁が大腸に流れ込んでしまうと下痢を引き起こしてしまいます。

 

 

 

胆汁性下痢を起こす人の特徴

 

胆汁性下痢とは、どのような症状なのでしょうか?

 

胆汁は夜の間に胆のうに蓄えられて、「食事が腸に入ってきた」というタイミングで分泌されます。
症状としては、腸が激しく動いて強い便意が起こることがあります。

 

排便して胆汁か排出されてしまえば、すっきり回復するのが特徴です。
その他にもこのようにな症状にあてはまる場合、胆汁性下痢の可能性が強くなります。

 

・1日の最初の食事のあと、1〜2時間後に下ることが多い

・強い腹痛はない

・排便後は症状が回復する

 

特に、肉好きな男性に多いようです。
このような胆汁性下痢を起こしてしまう人は、朝食のタイミングを考える必要があります。
朝食を食べてから通勤すると、丁度お腹がゴロゴロするのは電車の中。
いつもトイレを気にしなくてはならなくなります。

 

そんなストレスを抱えるのであれば、出社してから軽い食事をとる、または昼食や夕食にボリュームを持たせるなど、工夫をした方が良いかもしれません。

 

ご自分の腸リズムをつかんで、食事のタイミングと量、内容を変えることで、排便コントロールが付きやすくなるかもしれません。
皆様もどうぞ試してみてくださいね!

 

 

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