大腸がんがアメリカに逆転される理由「日本人の大腸がんが増え続けている!」便秘や下痢を放置すると?

日本人の大腸がんが増え続けている?

 

最近ようやく、
「大腸内視鏡検査を受けてみました」
そんなお声がちらほらと聞こえるようになってきました。
しかし、まだ受けたことがありませんという方の方が圧倒的多数。

 

「その検査って怖いんでしょ?お尻から管をいれるなんてイヤよ〜」

 

と女性はいいますが、一度よく考えてみて下さい。
たかが1回、お尻から管を入れて検査をするのと、
大腸がんになって腸の一部を切除して、術後合併症の下痢や便秘に悩まされて、場所が悪いと人工肛門を作るはめになってしまうのと、
どちらがいいですか?

 

日本の大腸がんはいまや深刻です。
アメリカの方がずっと罹患率が高かった大腸がんですが、いまやその地位は逆転し日本の方が「大腸がん大国」になりつつあります。

 

それはなぜでしょうか?
食事の変化による「便秘・下痢人口」の増加と、大腸内視鏡検査の受診率に問題があると言われています。

 

本日は、メディカルトレビューより大腸がん検診についてお伝えいと思います。

 

 

大腸がんがアメリカに逆転される理由

 

少し前のことですが、医療従事者専門メディア「メディカルトレビュー」ではこんなニュースが取り上げられていました。

 

女性の大腸がん死亡率の推移を見ると、米国では順調に減少しているのに対し、日本では明確な減少傾向は認められず、2002年には逆転し、日本の方が米国よりも高くなってしまっていた(男性の大腸がん死亡率も同様の傾向である)。
これは、日米の大腸内視鏡検査の受診状況の差によるものと考えられる。米国の大腸がん検診ガイドラインでは、全大腸内視鏡検査の利益が合併症や不便さ、コストを上回ると判断され、2008年に50~75歳を対象に一次スクリーニング(10年に1回)として導入されているのに対して、日本の大腸がん検診ガイドライン(2005年に公表されたまま更新されていない)では、40歳以上に対して一次スクリーニングとして便潜血検査を推奨し、全大腸内視鏡検査に関しては死亡率減少を示す効果はあるものの、無視できない不利益があるという理由で非推奨としている。メディカルトレビューより

 

日本ではなぜまだ大腸内視鏡検査が十分普及しないのでしょうか?

 

 

大腸内視鏡検査のデメリット

 

大腸内視鏡検査は怖い!
というイメージを持たれている方が多いようですが、最近の検査は以前に比べるととても楽に負担なく受けられるようになってきました。

 

実際の検査の様子はこちらから⇩

痛くない辛くない検査を受けたい!【大腸内視鏡・検査準備編・・・2ℓのモビプレットを自宅で飲む】 

 

以前から指摘されていた、大腸内視鏡検査のデミリットもいまではかなり改善されています。

 

・検査薬を飲むのが大変である⇒以前にくらべ検査薬を飲む量は少なくなりました。
・腸に癒着がある方は痛みを伴うことがある⇒医師の技術が向上し痛みもかなり軽減しています。希望すれば軽い麻酔薬を使うこともできます
・お尻を出すのがいやだ⇒後ろが割れている紙パンツを履くのでお尻はみえません。しかもだれもあなたのお尻はみていません
・検査の費用が高い⇒便秘や下痢の症状があれば保険がききます。

 

騙されたと思って一度受けてみて下さい。
ほとんどの方が「思ったより楽だった〜」と笑顔で帰ってきます。

 

 

日本女性の大腸がんが増えている理由・・・それは便秘

 

世界各国で大腸がんは減少しているというのに、日本で増え続けているのはなぜでしょう?
それは検診の受診率もありますが、食生活や生活習慣による便秘・下痢人口の増加だと言われています。

 

特に若い女性。
パンケーキやタピオカ、ケーキやピザ、女性が大好きな食べ物が街にはあふれています。
糖質と脂質だらけ。
便が出なくなるのも、便が流れてしまうのも、当然と言えば当然です。

 

食物繊維の摂取量が減る⇒便秘になる⇒腸内環境が乱れる⇒下剤を乱用する⇒さらに悪玉菌が増える⇒大腸がんになりやすくなる

 

こんな悪循環が止まらなくなるのは想像できますよね。
どんな腸内細菌を育てるかは自分が食べているもので決まってきます。
便秘や下痢を放置することは大腸がんを育てる畑作りをしているようなもの。
今一度、自分の腸内環境を見直してみて下さい。
綺麗な腸にこそ、健康ありです

 

 

便秘を解消するステップはこちら⇩

腸の老化を食い止めよう!「このまま便が出なくなる?」うんちをスッキリ出すポイント 

 

 

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