病院には行きたくない!「便秘外来の治療って?検査は?怖い?」自分で治す頑固な便秘
病院には行きたくない
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友人のAちゃんからの相談です。
「私、物心ついたときからすっきりでたことがないんです。毎日でることはまずなくて、3日に一度あるかないか・・・
しかも量も少ないかもしれません。市販薬でなんとかなっていたからわざわざ病院にいくことはないと思っていました。
でも最近家族から病院に行った方が良いんじゃないの?ってしつこく言われてて。やっぱり便秘外来に行くべきでしょうか?
便秘で病院なんて恥ずかしくてイヤなんです。なんとか自分で治す方法ありませんか?」
そうですよね〜。
便秘で病院へ行くのってちょっと、いやかなり気が引けます。
なんとかしなきゃ、ということは分かっていても足が遠のいてしまうのは仕方がないのかもしれません。
本当は行った方がいい、行くべきだと思います。
たかが便秘、されど便秘。
便秘の悪い所は「便がでない」だけではなく、腸内細菌バランスが崩れて様々な病気の原因になってしまうこと。
また、毎日の大きなストレスを抱えることで生活の質を下げることになります。
大腸の中に大きな病気が隠れていないかを確認することも大切です。
本日は・・・便秘外来の治療内容のご紹介と自分でできる便秘解消法をお伝えいたしましょう。
便秘外来の治療って?検査は?怖い?
最近耳慣れてきた便秘外来。この数年で増えてきましたよね!
普通の消化器内科外来とはどんなことが違うのでしょうか?
一般の外来では・・・
便秘相談
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大腸内視鏡検査、腹部超音波検査などで器質的な疾患がないか(腸が狭くなってないか?ねじれていないか?)調べます。
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見た目に問題がない場合は
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整腸剤、下剤など処方
便秘外来では・・・
便秘相談
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腹部レントゲンで腸の中の残便状態を確認。
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大腸内視鏡検査、超音波検査などで器質的な疾患の有無を確認。
(クリニックによっては内視鏡検査の設備が無いところも。内視鏡検査は断然お勧め!)
血液検査をする病院も。(自費オプションの場合が多い)
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腸内フローラ検査(実費オプション)
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非刺激性の下剤を処方(酸化マグネシウムなど)
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食物繊維、ビフィズス菌のサプリメントを処方(保険不適用)
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腸内フローラを整え、下剤から離脱させていく。
数年前までは消化器内科と便秘外来の治療内容には少し違いがありましたが、「便秘治療のガイドライン」ができてから内容的に違いが少なくなってきました。
自分で治せる?頑固な便秘
まずは、特別に腸の器質的な特異(癒着がある、捻れている、腸が長い、狭窄がある)がないことを病院で確認して下さい。
「腸には問題ないですね」と確認出来たらこちらもお読み下さい。
病院にいって治療することだけが「便秘解消法」ではありません。
生活習慣、食習慣を変えることで規則正しい排便習慣を手に入れることも出来るものです。
毎日の排便習慣を取り戻すには「3つのうんち力」が必要です。
その3つとは・・・
・うんちを作る力
うんちはどうやって出来るの?『腸はうんち製造工場』口から入って出るまでの道のり!
・うんちを増やす力
うんちの量と美人の法則Vol6・・・うんちをみれば体年齢がわかる!うんちの量と腸の老化現象
・うんちを出す力
歳と共に下っ腹が出るのはなぜ?「落下腸と便秘の関係」肌がたるむと同時に腸もたるむ!
この3つの力を回復させれば、スッキリ習慣が取り戻せます。
歳のせいだから・・・と諦めずに頑張って見て下さい。
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