納豆、味噌で死亡リスクが低下「日本人が長生きする理由」腸に良い味噌の選び方

日本人が長生きする理由

 

日本で一番「味噌」を沢山食べる県はどこでしょうか?
正解は「長野県」です。

 

日本で一番「長寿」な県はどこでしょうか?
正解は「長野県」です。

 

長野県、素晴らしいですね。
でも私達が若い頃は長野県は短命な県で有名でした。
寒い気候、塩分の多い食事、脳卒中や心筋梗塞などの病気が多いことでも知られていましたよね。

 

長野県民はとても真面目。
自分たちの健康を取り戻そうと努力をし、いまではなんと日本一の長寿県。
一体、なにをして「健康体質」を手に入れたのでしょう?

 

長野県が発表している食生活の指針によると・・・
・毎日の味噌汁には野菜がたっぷり
・主食はパンや麺よりご飯を多く
・牛乳、乳製品を多く摂る
・野菜、キノコを沢山食べる
これがポイントだそうです。

 

長野の方はよく味噌汁を食べるそうです。
私も長野友人の家に遊びに行ったとき温かいお味噌汁とご飯でもてなして下さったのを覚えています。

 

「味噌を食べると健康になる!」
ということを15年かけて研究した結果が先日発表されました。
なんとも時間がかかる研究ですね。
やり遂げた方々は素晴らしい!

 

本日は、味噌と死亡率についてまとめてみましょう。

 

 

 

発酵性大豆食品と死亡率の関係

 

発酵性大豆食品を多く食べる人ほど死亡率が低いという研究結果が発表されました。
国立がん研究センターらの多目的コホート研究グループの研究によるものです。

 

この研究の対象者は、1990年と1993年に全国11カ所の保険所管轄区域に住んでいた40〜69歳の成人で、がんや循環器疾患の既往がない9万2915人。
大豆製品の摂取量で全体を5グループに分けて、2012年まで約15年間追跡調査しました。

 

開始から5年後に行った食事調査アンケートの回答から、発酵性大豆食品、非発酵性大豆食品、総大豆食品から摂取量を計算し、
総死亡、循環器疾患死亡などとの関連性を検証しました。

 

その結果、総大豆食品摂取量と総死亡リスクの関連については、有意な関連性が認められませんでした。
しかし、発酵性大豆食品の摂取量との関連性は、男性女性と共に摂取量が多いほど総死亡リスクが低下するという関連性が認められたそうです。

 

つまり、豆腐や豆においては死亡率と関係が認められないが、
納豆や味噌では食べると長生きができるという結果になります。

 

 

味噌もどきではない味噌を食べよう

 

私の友人で味噌汁を作るのが面倒だから、フリーズドライの味噌汁を毎日飲んでいるという人がいます。
でもこれは残念ながら「味噌風味のスープ」であって、発酵大豆食品ではないと思います。

 

少し面倒でも大豆を発酵させて作っている味噌を選ぶようにしましょう。
レトルトは味噌といっても本物の味噌ではないことがありますから。

 

味噌の選び方はこちら⇩

日本の発酵食品代表はお味噌です!【腸内フローラの育て方】味噌もどきと本物味噌の違いとは?

 

 

発酵大豆食品を上手に摂る

 

味噌や納豆をより効果的に摂取する方法はあるのでしょうか?
もちろんただの味噌汁、普通の納豆ご飯でももちろん大丈夫ですが、もう一つの発酵食品と組み合わせることで、より多くの乳酸菌を腸内に取り入れることができます。

 

◆粕汁

味噌と相性の良いのが、酒粕。
日本酒を醸造するときにできる酒粕には、ビタミンB群が豊富に含まれており、糖質や脂質、タンパク質の代謝を高めてくれます。
人参やいんげんなどの緑黄色野菜と酒粕と味噌を入れて作る粕汁は、ビタミンAとビタミンC、ビタミンEが豊富に含まれるとても栄養価の高い発酵食品です。

 

◆キムチ納豆

蒸した大豆に納豆菌を足して発酵させる納豆。
脂質代謝をサポートするビタミンB2が豊富です。
納豆と合わせて摂りたい食品は、白菜などの野菜を発酵させたキムチです。キムチには乳酸菌とビタミンB群が豊富です。

今日の夕食何しよう?
そんな風に悩んだ時には「発酵性大豆メニュー」を取り入れてみて下さい。
私も良いメニューを思いついたらまたブログでお知らせしていきますね!

 

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