私がナースキュアビフィズス菌BB+オリゴ糖を作った理由
最近、メディアインタビューの中で
「どうしてサプリメントを作ろうと思ったのですか?」
と質問されることが度々あります。
私は消化器科の看護師として沢山の方の腸を看てきました。
様々な病気で悩んでいる人々をみて、「ビオフェルミンやラックBより進化した整腸剤が必要だ!」
と常々思っていました。
そこからです。
腸内細菌について勉強して、サプリメントや栄養の勉強をし直して、NRサプリメントアドバイザーになって、自分オリジナルのサプリメントを完成させたのは。
無謀でした。
一個人が売れるか売れないか分からないサプリメントを作って、
貯金全部はたいて、
在庫を抱えるなんて。
もちろん家族からも猛反対。
しばらく私の家庭内ヒエラルキーはペットのハムスターより下でした。
でも私は止めませんでした。
私が選んだ「ロンガム菌」にはそれだけのパワーがあると信じてゆるぎないものだったからです。
腸内フローラブームが起こり、力の強い乳酸菌メーカーが頭角を現し始めました。
でも乳酸菌がこれだけ広まっても、大腸がんは一向に減りません。
その理由は、私達の腸の要は乳酸菌ではなくビフィズス菌だからです。
乳酸菌は自然界に多く存在する乳酸を産生する菌ですが、ビフィズス菌は動物や昆虫の腸内に生息する主要菌のです。
王様と使用人くらいの違いがあります。
この情報を学術的に発信している研究所や病院はありますが、内容が難し過ぎてなかなか一般に普及しません。
だから「腸内細菌叢を正しく理解して分かりやすく情報発信していく」、これが私の役割だと思っています。
本日は、私達の腸に絶対的に必要なロンガム菌について掘り下げていきましょう。
ナースキュアにロンガム菌が使われた理由
ビフィズス菌ロンガムを研究しているのは、乳酸菌、ビフィズス菌研究の先進国であるアイルランドのコーク大学内にある「APCマイクロバイオーム研究所」。
日本の森永乳業も育児用ミルクを開発するために共同研究を行っています(だから乳児用ミルクは森永がいいよ)。
その2社が日本人450名の腸内フローラやゲノム情報の解析をして以下の3点を明らかにしました。
◆乳児から高齢者におぴて高い頻度で検出される腸内細菌は3種類しかおらず、そのひとつがビフィズス菌ロンガム種である
⇒日本人から多く検出される菌は50種ほどで、すべての世代で50%以上の被験者から検出された菌は3種類のみでその1つが母乳栄養乳児の糞便中含まれるロンガム種でした。
◆同じビフィズス菌ロンガム種であっても乳児と高齢者では異なる
⇒ロンガム種でも様々な菌株が存在します。どういうことかといいますと、同じ菌種でも保有している遺伝子がことなります。
乳児が保有する菌株は母乳を分解し利用する遺伝子、老人が保有する菌株は食物繊維の分解や利用に係わる遺伝子。
◆母子間だけではなく、家族間でもビフィズス菌ロンガム種が伝播してる
⇒ビフィズス菌は出産の時に母から子へ伝播されますが、食事や生活を通して家族間でも伝番することが明らかになりました。
多くの腸内細菌研究家がビフィズス菌ロンガム種を指示
私がビフィズス菌ロンガム種についてご教示しただいたのは辨野義己先生。
辨野義己先生はいまでは著明な先生ですが、私が初めてお会いした6年前はほとんどメディアには出ておらず、辨野特別研究室で腸内フローラについて情報発信しておられました。
私は先生の講義に参加して「ロンガム菌」について勉強させていただきました。
株式会社メタジェンの福田真嗣先生もロンガム菌についてこう説明しています。
「人の腸内にはビフィズス菌ロンガム種と15種類の優勢菌がいて、これらの菌を腸管粘膜に定着させることが様々な疾病予防効果にレスポンダーを定義していくことができるのではないかと考えている」
福田先生は山形の慶應義塾大学先端生命科学研究所で腸内細菌の研究をしていますが、全てのバランスに着目した独自の研究は国内や海外からの研究者からも共同開発のオファーが殺到しているそうです。
私のブログでも何回かご紹介させていただいている医療法人癒合会の品川メディカルモール。
以前までは各自の腸内細菌をマッチングさせる治療が中心でしたが、最近はロンガム菌移植に絞っているようです。
他の菌種より効果が高いことが解明されてきたのでしょう。
癒合会の治療は大腸に直接ロンガム菌を注入する方法ですが、1回の注入では定着率の効果は明らかではありません。
腸内細菌は単発的に取り入れることよりも、継続して摂取することが大切です。
ナースキュアのHP新しくなりました
ナースキュアのホームページを新しく改定しました。
弊社のサプリメントの特徴は「腸にロンガム菌を届ける」のではなく、「腸でロンガム菌を育てる」です。
ロンガムは胃酸に強い菌なのでサプリメントの内服によって腸に届けることが出来ます。
しかし、菌は通過するだけでなかなか定着してくれません(通過するだけでも意味はありますが)。
ロンガムを定着させるために配合を考えたものが「シンバイオティクス」なのです。
「菌を入れる」という考え方から、「菌を育てる」という考え方へ。
1年間、毎日サプリメントを1錠飲んだ結果です。
6900円(2ヶ月分)×6=41400円
決して安い治療ではありませんが、費用以上の効果が現れています。
ちなみにヨーグルト飲料は1本約135円、ナースキュアビフィズス菌BB+オリゴ糖は1日約100円。
効果を考えれば費用対効果は抜群です。
これが私のこだわりです。
宣伝もなにもしていないため、ご理解いただけるのは難しいかもしれません。
でも私は定期便で飲み続けていただいているお客様に
「ずっとナースキュアを飲み続けて良かった」
といっていただけるよう、商品成分にはこだわりを持ち続けたいと思っております。
すいません、今日は自社製品の宣伝な感じになってしまいましたが・・・
「ロンガム菌」は乳酸菌とは違うもの、ということお伝えしたく長文になってしましました。
販売開始から4年経過、ずっと定期購入して下さっているお客様は50回目の購入という方もいらっしゃいます。
そんなお客様のために、感謝企画も考えております。
またナースキュアの収益は「子どもの健全な育成」のために活用させていただく予定です。
腸にトラブルを抱える方の悩みが解決されますように。
多くの女性の健康寿命が伸びますように。
子ども達と共に明るい未来が作れますように。
これかも皆様と共に歩み続けて生きたいと思います。