体がうんちのような臭いがする!「体臭はビフィズス菌で解決」加齢臭や疲労臭は腸の短鎖脂肪酸で消える

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体がうんちのような臭いがする!

 

「ママの口、うんちみたいな臭いがする〜」
そう子どもから指摘され、めちゃめちゃ落ち込んだママ友のYちゃん。

 

「良子ちゃん、ちょっとこれどうすればいいの?確かに私は便秘だけど、良子のブログ読むようになってから少しは出るようになったのよ!まさか自分がそんな臭いがするなんて・・・恐くてマスクが外せなくなったちゃったよ」

 

LINEでは明るく振る舞っていたけど、これは傷つきますよね
相手が子どもとはいえ、子どもは遠慮がないとはいえ、臭い問題は誰だって傷つきます。

 

自分の体臭や口臭は自分では分からないから困ったもの。
だから、我が家は「家族間では正直に指摘してあげよう」というスタンスにしています。
他人にイヤな思いをされるくらいなら自分達で気を付けあった方が良いと思うんです。

 

本日は、このとても繊細な臭いの悩みについて考えてみましょう。
自分だけは・・・なんて思っていてはダメですよ。
私達の年齢になるとあちこちが古くなってきていますから、残念ながら臭いも歳をとってしまうのです

 

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体の臭いのもと

 

体臭、その発生原はいくつかありますが、大きく分けてこの6つが考えられると思います。
口腔から、肝臓から、腎臓から、血糖から、皮膚から、そして腸から。

 

口臭は主に虫歯や歯周病が原因、こちらは言わずともみなさんご存じだと思いますので割愛します。

 

肝臓と臭いがなんの関係があるのか?とお思いの方もいるでしょう。
肝機能が低下していると体臭がきつくなるのです。臭いの分子は肝臓で解毒し無臭化されます。肝臓の機能が低下すると解毒できなくなり、血中にあふれた「におい分子」が血流にのって体を巡り汗を通して体臭となるのです。

 

腎臓が悪いとアンモニア臭。
腎臓は血液を濾過する臓器。尿素は肝臓でアンモニアから合成され、血液によって腎臓に運ばれて糸球体で濾過されて尿中に排泄されます。腎機能が低下すると血中の尿素窒素が上昇するためアンモニア臭がするのです。

 

血糖のコントロールが悪いとケトン臭。
血糖値が高い状態が続くと尿中にケトン体が排出され、独特の甘酸っぱいにおいがするようになります。

 

皮膚の常在菌には表皮ブドウ球菌を始め多くの種類があり、人によって存在する菌や割合が違います。
汗は普通弱酸性ですが、かいたまま放置すると常在菌が好むアルカリ性になり細菌が増殖します。これによって常在菌のバランスが崩れると体臭が強くなります。

 

腸に長い時間便が留まっているとタンパク質が腐敗発酵し、インドール、スカトール、硫化水素、アンモニアなど臭いを発生させる臭気成分が発生します。
このにおい分子は小腸から吸収され肝臓で無毒化され無臭化されますが、腐敗ガスが大量に発生したり、肝臓で十分に解毒できないと体臭となります。これが問題の「うんち臭」です。

 

 

うんち臭を生み出す食べもの

 

うんちのような臭いの元となる食べ物は主に「動物性タンパク質」です。
動物性タンパク質が体臭を強くする原因は2つあります。

 

まずひとつめ、食事から摂取したタンパク質はアミノ酸として小腸で吸収され体の各場所でタンパク質に合成されます。この一部のアミノ酸からアミノ基が外されアンモニアが生成されます。

 

通常であれば、このアンモニアは肝臓で尿素に合成され、腎臓から尿中に排出され体内には蓄積されません。しかし、肝臓や腎機能が低下しているとアンモニアは血液を通して吐く息や汗の中に分泌されるため体臭が強くなります。

 

そしてふたつめ、私達女性が抱えている体臭の多くはこちらになります。

 

腸内に長い時間便が滞在すると、摂取されたタンパク質は大腸の中で悪玉菌と呼ばれる腸内細菌(ウェルシュ菌や大腸菌)による腐敗でアミノ基が外され、アンモニアや硫化水素、メチルメルカプタン、インドール、スカトール、アミン類などの臭い成分が生成されます。

 

この成分が血液に吸収され、汗をかいたり、体温が上昇したときに臭いが強くなります。

 

 

うんち臭を解決するためには

 

では、この困った「うんち臭」を解消するにはどうしたら良いのでしょうか?

 

主成分であるアンモニアの血中濃度は、腸内細菌バランスの改善によって減らすことができるこが分かっています。オリゴ糖や食物繊維を含むシンバイオティクスを摂取すると、「腸管内のビフィズス菌の増加に伴って皮膚からのアンモニア放散量の減少が認められた」と確認されています。

 

⇩シンバイティクスとは?

私がナースキュアビフィズス菌BB+オリゴ糖を作った理由「ロンガム菌が腸を救う」シンバイオティクス 

 

食生活で臭いの元となる動物性タンパク質や脂肪(肉類)を控え、大腸内の善玉菌(ビフィズス菌)を増やして、食物繊維を沢山摂取して便を排出して、臭いの元となる物質を排出するようにこころがけましょう。
食物繊維は、便の臭い物質を取り込み体外に排出してくれます。さらに腸内ではタンパク質の腐敗を予防するビフィズス菌などの餌となるためにおい物質の産生が抑えられるのです。

 

⇩お勧め食物繊維

夕食にもう一品欲しい!腸にいいおかず教えて!「きんぴら昆布で水溶性食物繊維と不溶性食物繊維」

 

緊張したり疲れたりすると臭いが強くなると感じるかもしれませんが、それにはこんな理由があります。
人間の体は、「クエン酸回路」というものでエネルギーを生み出しているのですが、心や体にストレスがかかると末梢血管の循環が悪くなり、クエン酸回路ではなく糖を消費する解糖系が働き、汗の中の乳酸が増えアンモニア臭の原因になってしまいます。
ストレスが強くなると手が冷たくなったり、冷や汗をかくのはこんな働きからです。

 

長くなりましたが以上です。
まとめますと、体臭を改善させるためには・・・・
✓内臓脂肪を減らして脂肪肝を予防する
✓ビフィズス菌を増やして腸内環境を改善する
✓食物繊維を沢山摂り便量を増やす
✓動物性脂肪(肉)や動物性タンパク質の摂取を減らす
✓ストレスをためない
こんな感じです。

 

女性にとって「におい問題」は深刻です。
少しでもお悩みが解決出来るよう、また情報が入りましたらアップしていきますね!

 

 

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