便秘解消に効果がある生活習慣とは?「縄跳び、ジャンプ、踏み台昇降」腸に刺激を与えて動かす運動

腸にも刺激が必要!

 

私、50歳になってから縄跳びが跳べるようになりました
コロナ禍で運動不足を防止するために息子と一緒に始めたのですが。
この小さなジャンプの連続は思いのほか腸活に役立ちました。

 

もともとスッキリ毎日快便の私ですが、縄跳びをやるようになって変わったことは、
ぽっこり下腹部が解消されたこと。
これは腸がお腹の中で正しい位置に納まったからだと思います。

 

大腸がんの開腹手術をした患者さんには、術後階段の上り下りを推奨します。
これは腸を動かすと共に、腸をもとの場所にもどすため。
手術の翌日から離床を目指して歩き始めるのです。

 

それだけ腸を動かす刺激というのは大切で、これは手術後の患者さんばかりではありません。
本日は、便秘解消を目指すために「腸に刺激を与える生活習慣」のご紹介です。

 

 

腸は自由に動く臓器

 

加齢と共に便秘が酷くなる原因のトップは、腸蠕動(ちょうぜんどう)の低下。
弛緩性便秘という腸の機能性低下による便秘です。

 

↓弛緩性便秘とは?

『自力で排便出来なくなった時どうする?「寝たきり介護の便秘率」いつか私の腸は動かなくなる!』

 

腸の蠕動運動は、腸内の「輪状筋」によって行われる運動です。
腸に食べ物が運ばれると
「胃・結腸反射」が起こり腸蠕動が活発になります。
この運動が上手く行われないと、お腹が張ってしまったり便秘の原因になったりします。

 

ここで、お腹の中をのぞいてみましょう。
腹腔内臓器である腸はこのように骨盤内に納まっています。

 

 

腹膜に包まれていますが、
蠕動運動によって腹腔内を移動することができます。
歩いたり階段を上り下りしたり、身体の上下運動を繰り返すことによって、本来の基の場所に戻るようになります。

 

 

 

腸のリズムを作る生活習慣

 

なんとか下剤を飲まずに便秘解消したいけれど、現実問題どうすればいいの?と思いますよね。
自分の便秘が弛緩性便秘であるならば、
腸に刺激を与えリズムを取り戻す必要が!

 

これには、食生活、睡眠、運動の3つが揃わなければなりません。

 

食事はバランス良く食物繊維を摂ることが大切ですが、それ以外には「空腹時間」も大切です。
↓食物繊維とは?

『食物繊維の効果と腸内細菌叢「腸の役割とは?」サンファイバー+酪酸菌・シンバイオティクス』

 

腸を動かすための空腹時間は、
「胃・結腸反射」を活発にします。
食べ物が口に入るとこの反射が起こり始めるのですが、空腹時間が長ければ反射は強くなります。
夜間寝ている間は食べ物を食べませんので、
朝は1日の中で反射が一番活発になります。

 

また睡眠も重要。
寝ている間は、腸を動かす副交感神経が優位になるため睡眠時間の確保も大切です。
↓睡眠の重要性

『老けたくないなら寝る!「無料でできる最強のアンチエイジング」睡眠と腸内環境とホルモン』

 

 

腸の動きを活発にする運動とは?

 

便秘薬から離脱するためには、
食事と睡眠と共に運動が大切です。

 

腹筋が弱かったり、猫背が酷かったりすると、大腸は下垂してしまうため骨盤腔内で自由な蠕動運動が出来なくなります。
その結果、便が腸内に停滞する時間が長くなり、
悪玉菌が増殖し、腸の動きが悪くなってしまいます。
またS状結腸や直腸に溜まった便を押し出すためには
「いきみ」が必要ですが、腹筋が減少すると腹圧がかけにくくなってしまいます。

 

腸を基の位置に戻して蠕動運動を活発にするためには、ミニジャンプが効果的。
縄跳び、ジャンプ、踏み台昇降などです。
小刻みにジャンプを連続すると、心拍数が上がり、体温も上昇します。

 

毎日10分でも良いので継続してミニジャンプ試してみて下さい。
↓骨にも良いですよ!

『更年期女性に必要なもの「筋肉と骨と友人」若くいたけりゃ骨をキープしろ!骨粗鬆症の防ぎ方』

 

最近では高齢になっても筋トレ続けて
元気な方が増えていますよね。
日々の運動は明日への健康と繋がります。
是非ミニジャンプ始めてみて下さい

 

 

 

 

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