腸の動きと便秘の関係
腸の動きが低下すると便秘になることは想像できると思います。でも、どうして動きが低下してしまうのでしょう?加齢減少、ホルモンバランス、自律神経など様々な要因がありますが、できるだけ動きが低下しないよう生活習慣を整えることが大切です。なぜなら便が滞留する場所は血流が低下したり、腐敗物質が発生したり病気を招く原因となるからです。
うんちを作るところは大腸
大腸の形は皆同じじゃないの? 不思議に思うかもしれますが、人によって異なります。 年齢や男女でもかなり違いがあります。加齢と共に腸が伸びたりたわんだりすると、腸の一部が狭くなったり、その手前が拡張したり、形状は変化していきます。
また生活習慣の悪化に伴い(睡眠不足、運動不足、長時間の座位)、腸の反射が低下します。反射が起こらなくなると便意が起こりにくくなり、直腸に常に便が溜まった状態になり、腸内環境も悪化し便秘は酷くなっていきます。
うんちの停留所にがんができやすい
大腸がんができやすいところは「うんちが溜まるところ」です。 大腸がんが最も多く発生するところはS状結腸と直腸。 次いで上行結腸に多く発生します。
大腸がん好発部位の統計によりますと、 回盲部がん6% 上行結腸がん13% 横行結腸がん9% 下行結腸がん5% S状結腸がん27% 直腸S状部がん12% 直腸がん28% となっています。
生活リズムを変えれば腸は動き出す
毎日同じリズムでしっかり排便出来ている人は、腸の形状も反射も動きも問題ないケースがほとんどです。この3つのバランスを取り戻すためにはまず「腸の反射」を理解し、動きを活発にしていきましょう。
【腸の連携反射】
胃に食べ物が入ってくると、その刺激で大腸の蠕動運動(ぜんどううんどう:押し出す動き)が起こり便は直腸に送られます。
直腸に便が充満すると「仙髄の排便中枢」という神経に伝わり便を送り出す働きが活発になります。
結腸の排便準備が始まるとそのシグナルは仙髄を経て脳に伝わります。
「便が出そう」という感覚が出現し、排便準備が整います。
規則正しい排泄習慣を取り戻すためにはまず反射を起こすことから。
- 毎日同じ時間に寝る
- 毎日同じ時間に起きる
- 朝食をしっかり摂る
- 朝トイレに座る
- 運動習慣をつける
当たり前のことですが忘れている方も多いようです。 いまいちど快便習慣見直してみましょう。
↓ナースキュアシンバイオティクスEXのご購入はこちらから