この下痢を止めてくれるなら何でもする!
編集部より連絡が・・・
「パソコンもスマホも使えない女性が、あなたの商品を購入したがっているの。どうしたらいい?」
雑誌の片隅に載った私の商品をみて興味を持ってくれた方がいらっしゃるようです。
ご連絡先を伺って電話をすることにしました。
60代の女性。
とても親しみやすく明るい方です。
もう10年以上下痢に悩まされているようで、病院で治療を受けても変わらないそうです。
電話口でも切実そうに・・・
「この下痢を治してくれるのであれば何でもする!」
とおっしゃっておりました。
お客様と直接お話出来るということは有り難いです。
病歴、体重変化、症状などを詳しく聞くことが出来るので、全体像が見えてアドバイスしやすいですね。
今度から1ヶ月に1度くらい電話相談窓口でも作ろうかしら・・・?
本日は、「下痢」についてのお問合せ内容をまとめてみました。
トイレがないと不安なんです!
下痢で1日10回くらいトイレに行くというT様。
外出するのが恐いそうです。
あるとき、駅のトイレで失敗をしてしまい洋服が汚れてしまったというのです。
幸い冬だったので洋服を脱ぎコートを羽織って、予定をキャンセルしてタクシーで家に帰った・・・と力なく症状を話し始めました。
なんて可哀想に。
トラウマになり外出を楽しめなくなってしまいますよね。
もしまた失敗したら・・・
トイレが見つからなかったら・・・
想像するだけでもブルーになります。
薬「ロペミン」を飲んでも効かない下痢とは・・・
T様は身長156㎝、体重50㎏
大腸内視鏡検査は3年前、ポリープを9つ切除しています。
アルコールは飲む、血圧低め、処方されている薬は「ロペラミド」
でも薬を飲んでも効かないとのことです。
下痢止めの薬「ロペミン」は有名ですよね。
「ロペラミド」はジェネリック医薬品になります。
オピオイド受容体刺激薬といわれる種類の薬で、腸の動きを止めて便を排出しにくくさせます。
腸の中に留まる時間が長くなると便の水分が吸収され、水様便は解消されます。
しかし、ロペミンが効かないというのはなぜなのでしょうか?
過敏性腸症候群など、腸の緊張が強すぎる、水分吸収が上手く出来ない、腸が短く便が滞留できないなどが原因に考えられます。T様の下痢の原因は1つにアルコール。
もう1つは腸の長さなのではないかな?と考えられます。
ビフィズス菌+食物繊維がお腹の動きを穏やかにする
下痢止めの薬である「ロペミン」は刺激が強い下痢止めのため、長期服用はお勧め出来ません。
効果がないのであればなおさら服用は中止すべきだと思います。
そんな方にお勧めのサプリメントは、プランタゴオバタやグァーガム分解酵素などの食物繊維です。腸管内の水分を吸着して、便の通過速度をゆっくりにしてくれます。
また腸の蠕動運動が早くなりすぎてしまう状態は、腸内フローラバランスの乱れから生じることもあります。腸内の悪玉菌を増やしてしまうような酸化した食べ物、食品添加物などを避けることが大切です。
T様、そろそろサプリが到着する頃だと思います。
2週間後くらいにまたお電話いたしますね。
症状の改善が現れるといいのですが・・・
また、下痢の時にお勧めの食事内容などもまとめておきます。
つまっても苦しい、下っても苦しい。
本当に腸のご機嫌伺いは大変です。
いつも穏やかでいられるように、食事、睡眠、運動を心がけましょう。
早くT様のお悩みが解決されますように。