環境の変化と腸の変化
「シンガポールに赴任したばかりの日本人は長期間下痢が止まらないの。なんでかしら?しばらくすると慣れてくるせいか治まってくるのだけど・・・やっぱり環境の変化のせい?」
そうですよね〜。
日本を離れ海外の生活が始まると、大抵の方は「腸の不調」を訴えます。
それってなぜなのでしょう?
水?ストレス?
でもしばらくすると慣れてくるのであれば、水じゃないのかな?
私が住んでいるエリアは海外転勤になる方が多くいます。
出国前に餞別として、私は必ず「ナースキュア」をさし上げるんです。
そうすると1ヶ月後に決まって
「良子ちゃん、本当にビフィズス菌ありがとう。家族全員でずっとお腹を壊していたから助かったよ。」
海外で病院にかかるのは不便なので、日本から薬やサプリメントを準備していくことは大切です。
特に整腸剤系。
環境が変わるとお腹を壊す人は多いですからね。
でも一体なぜ海外ではお腹を壊しやすいのでしょう?
本日は・・・その理由を調べてみたいと思います!
海外で下痢をする理由
海外に行くと必ず下痢をするのはなぜでしょう?
下痢の原因には次のようなものがあります。
・環境の変化によるストレスや疲労
・ウイルスや細菌、寄生虫などの感染によるもの
・食べ物、飲み物の違いによるもの
こういった要因がおもな理由だと思われていましたが、最近の調査でわかったことがあります。
食事内容が腸内細菌バランスを変える!
海外生活と腸内フローラについて調べた面白い研究があります。
アメリカのハーバード大学とマサチューセッツ工科大のグループが2人の健康な成人男性の協力を得て、1年間にわたって腸内細菌を調べました。
その男性は調査途中で、50日ほど東南アジアのある国の首都に出張したそうです。
肉の多い食生活から野菜などが中心の食事に変化したことで、2回の長引く下痢を経験したといいます。
アジアへ移住したとたんに腸内細菌の分布が大きく変化してしまったそうです。
それまで全体の半分を占めて非常に優勢だった菌が1%以下に減り、代わりに少数勢力だった菌が3分の2まで増えたという。
いままで食べ馴染みのある食品から、急に海外の食材へ変えたことで、腸内細菌が変わってしまったようです。
「水にあたった」と考えられていた下痢の原因は、「腸内フローラの変化」だということがわかりました。
日本人の腸を元気にする発酵食品
海外生活で起こりがちな「下痢」を予防するには、どうしたらいいのでしょう?
それはやはり私達の馴染み深い「発酵食品」を持っていき、腸内細菌の変化をできるだけ抑えるべきです。
生まれ育った環境と食生活が自分の腸内細菌バランスを決めます。
子供のころから食べた慣れた発酵食品が必要なのですよね。
日本人にとっては、日本の伝統発酵食品がマイ善玉菌と相性が良いのです。
一番持って行きたい発酵食品は「味噌」。
毎日の食品は現地で調達すると思いますが、調味料、特に味噌は日本から持参する方が良いと思います。
どんな味噌を持って行けばいいの?
そんな方は、こちらの味噌選びの方を参考にしてみて下さい!
Hちゃん、そろそろお腹落ち着いたかな?
またナースキュア・ビフィズス菌BB+オリゴ糖が必要になったら言ってね。
エクスプレス便で送るからね〜(*^O^*)
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