お酒を飲む人がビフィズス菌サプリメントを摂った方がいい理由「飲酒と腸内フローラの関係」

ビールが下痢の原因?

 

飲み過ぎ、食べ過ぎ。
最近接待が多く、会食の機会が増えています。
みんなからは
「ただで美味しいもの食べられていいな〜」
と言われますが、そんなことないんです。

 

気を使って仕事の話して食べるご飯は味がありません。
どんな高級料理もだいなし。
なにを食べているか分からなくなるほど。

 

しかもお酒の量も増えてしまう。
私が飲める(かなり)ことを知っているクライアントさんが多いので、どんどん勧めて下さるんです。
なんとなく飲まなくてはいけない雰囲気におろおろ。
接待の多い男性が生活習慣病になるのも無理はないな〜。

 

昨夜の宴席で、隣の席の男性からこんな質問をされました。
「ぼく最近下痢が酷いんですよ。どうしたらいいですか?」
ビールが3度の飯より好きという50代男性からの相談です。

 

「それ、間違いなくビールが原因です」
8回の裏までビールでいけるというIさんの笑顔が引きつりました。
「そうですよね、アルコールは腸内細菌バランスを崩しますからね〜」
とウーロン茶を飲んでいるS医師も援護射撃をしてくれました。
可哀想に、Iさんはビールグラスに手をつけられずにいます。

 

そこから私とS医師は「腸内細菌とアルコール」の話題で盛り上がります。
Iさんは、そんな質問しなきゃ良かったとバツが悪そうだけど。

 

本日は・・・昨日盛り上がったアルコールと腸内フローラの話、また私がこれだけ食べても飲んでも生活習慣病にならない理由をお伝えしたいと思います。

 

 

お酒と腸内環境とサプリメント

 

お酒は体にいいのか?
悪いのか?
たしかに百薬の長といいます。適度になお酒は血流をあげたり、寝つきが良くなったり、体にいいことも多いものです。
ただ、飲み過ぎが体に悪いことは皆様も色々とご経験済みだと思います。

 

米国の国立衛生研究所(NIH)の研究では、お酒を飲み過ぎると、腸内で毒性の強い腸内細菌が増え、腸内細菌バランスが崩れることがわかっています。そして、腸の中でアルコールを分解する力が弱くなるのです。

 

参照文献:ヒト腸内微生物叢に対するアルコール依存症の生態生理学的結果:結腸癌のエタノール関連病因への影響

 

 

飲酒によって増える菌、減る菌

 

大量のアルコール摂取を継続していると、腸内環境にどんな変化が起きるのでしょうか?

 

東北大学大学院工学研究科と、アルコール依存性専門外来のある久里浜医療センター、国立がん研究センターの共同研究チームがアルコール依存性の腸内フローラを調査研究しました。

 

研究チームがアルコール依存症患者16名と健常者48名の糞便の菌叢構造を比較した結果、大きな違いがあることがわかりました。
依存症患者の便では、酸素がある環境では生息できない腸内細菌群(偏性嫌気性菌)が減少し、酸素がある環境でも生息できる腸内細菌群(通性嫌気性菌)が増加していました。

 

★腸内細菌についてもっと詳しく

偏性嫌気性菌・・・ビフィズス菌、バクテロイデス、ユーバクテリウム、クロストリジウムなど

偏性通気性菌・・・乳酸桿菌、大腸菌、腸球菌など

 

さらにアルコール患者の腸内フローラは、アルコールからアセトアルデヒドを生成する能力がほとんどないことも解りました。アルコールを代謝する過程でできる毒性のある成分であるアセトアルデヒドをアセトアルデヒドを生成する腸内細菌の多くが偏性嫌気性菌であることが解っています。

 

つまり、お酒を飲み続けると嫌気性菌であるビフィズス菌が減ってしまうため積極的に摂る必要があるということです。

 

 

 

飲みたいのなら積極的に菌活を!

 

予防医療に詳しいS医師は、Iさんにこう話しました。

 

「お酒は腸内細菌に悪影響を与えますが、なかなか飲むのを止めろとは言えませんからね。飲むのであれば積極的にビフィズス菌や乳酸菌を摂った方が良いですよ。下痢をしてしまうとなかなか腸に定着しないというけれど、じつは通過させることが大切なんです。通過している間は腸はビフィズス菌で満たされることになりますから。ちなみに大腸にはビフィズス菌、小腸には乳酸菌が良いんですよ」

 

Iさ〜ん、だからサプリメント飲めって言ったじゃないですか〜。
ほぼ毎日仕事飲みばかりだから、もっと腸をいたわらなきゃね。
私も腸活をしていないときはビフィズス菌の定着が悪く、お酒を飲むとすぐに太ったり、コレステロール値が悪くなっていました。でも今は毎日ビフィズス菌と乳酸菌を摂っていますのでほとんど悪酔いはしませんし、血液データーも正常です。
体重も47キロと安定していますし(*^O^*)

 

腸活を続けた結果の腸内フローラも調べてまたご報告します。
お酒とうまく付き合っていくためには、継続的に善玉菌を摂り入れることが必要です。
楽しく飲める体質を作るためにも腸活始めて見て下さい♪

 

 

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