下痢症を治す3つの秘訣「毎日お腹を気にするのはもうイヤ!!」下痢の予防と対策

腸と自律神経の関係

 

下痢の一番の原因は自律神経の不調まず、下痢が起こるメカニズム病気の種類については以前お伝えいたしましたね。でもこれら一般的な原因以外に腸の働きに最も密接に関わっているのが脳。

 

腸脳相関という関係があるのをご存じですか?

 

腸は「第2の脳」と呼ばれています。脳と腸は、自律神経やホルモン、サイトカインなどの情報伝達物質を通して、お互いに密接に影響を及ぼしています。脳がストレスを感じると自律神経から腸に刺激が伝わり、お腹が痛くなったり、腸が過敏に動き出したりします。逆に腸が病原菌などに冒されると脳は不安を感じるようになります。これほどに密接に関係がある腸と脳。ストレス社会が産み出したものは腸が常に緊張している「過敏性腸症候群」という症状です。

 

 

下痢を予防する食べ物、悪くする食べ物

脳が腸の動きに深く関わっていることは分かりました。
それに加え、知らず知らずのうちに食べているものが、腸に負担を与えて下痢を加速させているかもしれません。
お腹を下しやすい人は普段のお食事から腸に負担がかからない素材選びも大切です。

腸の停滞時間が短く栄養価が高いもの

・ふかしたり茹でたりしたイモ類
・魚類
・大豆、豆腐類
・バナナ、りんごなどの果物

腸に負担をかけ避けた方が良いもの

・肉類・・・肉類は胆汁の分泌を促し、分泌が過剰になった場合は一部が大腸に流れ込み、この胆汁が下痢を引き起こします。
・揚げ物・・・油分は消化に時間がかかります。小腸で分解、吸収されなかった消化不良の油は大腸の蠕動運動(ぜんどうんどう:自ら動くこと)を活発化して下痢を誘発します。
・糖分・・・糖分の消化は、唾液や膵液などの分解酵素が糖を切断し吸収します。下痢を起こしやすい人は糖を分解出来ずに大腸まで運ばれ、大腸は糖を薄めるために水を排出して下痢になります。

下痢を予防する3つの法則

自律神経の不調は下痢だけではなく、様々な不調を引き起こします。
ストレスを溜めない自分なりの方法を探すことが自律神経のバランスを上手に保つこつ。
経営者などの出来る女性に多いのが「タイプA行動パターン」
「タイプA行動パターン」とは?
  • 積極果敢
  • 行動的で機敏
  • 競争心が非常に強い、野心的
  • いつも時間に追われている
  • 性急でいつもイライラしている
  • 同時に複数の仕事をこなす
  • 食事をするのが異常に早い
  • 早口
    (自律神経失調症ガイドより)
心当たりありますよね。自分に厳しいタイプなのでストレスを溜めこみやすいようです。
こんな女性の上手なストレス回避法とは・・・?
◆毎日同じ生活パターンを心がける右矢印イレギュラーな状況を避けることがストレスを溜まりにくくすると言われています。
◆人間関係のストレスはため込まず、人に愚痴る右矢印お酒に逃げるより誰かに話をすることが、ストレスの回避に繋がります。
◆趣味や娯楽などを楽しむことも仕事のひとつだと思う様にする右矢印責任感が強い仕事人女性は休暇をとることに罪悪感を覚えます。
体のためには、時には自分を甘やかすことも必要です。
健康があっての人生です。腸をいたわる生活を送るよう心がけて下さいね。

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