私の下っ腹が出ている原因「ぽっこりお腹の原因は内臓脂肪だけじゃない」お腹がはる腸内ガスとは?

ぽっこりお腹の原因は内臓脂肪だけじゃない

 

私の趣味のひとつは「銭湯にいくこと」です。
最近は自粛生活でなかなか行かれないのが悩みですが・・・
週末は夕食後に家族で銭湯に行くことが我が家の効例行事。

 

いまの銭湯は安くないので家族全員で入るとそれなりの金額になりますが、温泉に行ったと思えば安いモノ。
広いお風呂でゆっくり温かいお湯につかるのは極楽です。

 

街の銭湯に来ている方は、私以上の年齢の方が多いですね。
どんな人がいるのかな〜。
ついつい気になってしまいます。
目に付くのが女性の下腹部(決して変な意味ではありませんよ(-_-;))。
お腹が異様に出ている人が多いのです。

 

年齢を重ねると腸が下垂してしまうのは仕方がないのですが、
体型に合わず、お腹がぽっこり出ている方が本当に多い。
太っている人だけではなく、痩せている人も同様です。

 

きっと腸内ガスが溜まっているのでしょう。
腹部単純というお腹のレントゲンを撮るとわかるのですが、年齢と共に腸の力が失われるとお腹のガスが溜まりやすくなります。
腸内ガスを減らすことができれば、もう少し下っ腹が気にならなくなるはず。

 

何をやってもこの下っ腹はどうにもならない!
そんな女性のお悩み、凄く多いと思います。
本日は、腸内ガスのたまりを防ぎ、平らなお腹を取り戻すために心がけたいガス対策をまとめてみましょう。

 

 

いつもお腹が張っています

 

お腹の張りに悩んでいる患者さんはかなりいらっしゃいます。
たたくと太鼓のような音がして、常にガスを出したいような感じがあるのですが、なかなかスッキリはしません。
時々、きゅーっとお腹が捻れるような感じがして、脂汗をかくほどの痛みを伴うことがあります。

 

大腸がんか?それとも腸炎か?
心配になって大腸内視鏡検査をするのですが異常はなし。
整腸剤やガスコンなどの薬を出されておしまい、そんなケースが多いことでしょう。

 

腸内ガスは、体臭や口臭等と共に健康状態を現すバロメーターですが、原因が分からないことも多く治療法が見つからないまま症状を抱えている方が増えています。
この状態を放置しているとどのような影響が出るのでしょう?

 

 

腸内ガスが引き起こす病気

 

食べているものによって「おならの臭い」が変わることはご存じだと思いますが、同じものを食べた人でも次の日のおならの臭いが違うのはなぜでしょう?

 

それは腸内フローラの違い。
腸内ガスは食べ物が分解される時に発生します。その人の腸の中でどんな腸内細菌が働いているかでおならの臭いが変わってくるのです。

 

大腸内の便には1gあたり1兆個を超えるといわれる腸内細菌が生息し、多種のガス産生に関与しています。
臭いおならの原因となる硫化水素に長期間さらされ続けると、難病に指定されている「潰瘍性大腸炎」や「クローン病」などを引き起こす可能性があると言われています。

 

 

腸内ガスを発生させるもの

 

「便秘や下痢が腸内環境を乱して病気の原因となる」ということは皆さんもご存じでしょうが、おならとて例外ではありません。
ここではおならの種類について分類してみましょう。

 

◆炭水化物系おなら
芋など繊維が多い野菜や豆類などの炭水化物が腸内細菌によって分解されると、水素や二酸化炭素、メタンガスなどが発生します。臭いはほとんどありません。

 

◆タンパク質系おなら
肉、卵などのタンパク質、にんにく、ネギ、ニラなどの硫黄分が多い野菜が腸内細菌によって分解されると、腐った卵のような硫化水素、二酸化硫黄、二酸化炭素、酪酸、アンモニア、インドール、スカトール、アミンなどの強烈な臭いがするガスが発生します。

 

◆脂肪系おなら
脂肪分が多い食事を摂ると胆汁が多く分泌され、分解された脂肪は汗のような臭いの脂肪酸になります。

 

◆病気によるおなら
肝不全、心不全、糖尿病、潰瘍性大腸炎、クローン病などは腸粘膜の血流低下によってガスの吸収が悪くなるため腸内ガスの量が増えます。

 

赤ちゃんのおならは臭くありません。
それは腸内がビフィズス菌で一杯だから。
でも老化が進めば進むほどおならは臭くなっていきます。
おならは腸内環境のバロメーター。
「臭いが強烈になってきた」と、思ったら腸内環境の見直し時なのです。

 

鼓腸と食物繊維の関係はこちら⇩

お腹が張ってガスが溜まっちゃう!「鼓腸ってなに?」食物繊維の摂りすぎにもご注意を

 

腸内環境のバランスは食事バランス。
食物繊維の量だけではなく、脂質、糖質のバランスを考えながら腸内細菌を育てて下さいね!

 

 

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