肌荒れの原因は腸内環境の乱れ
「便秘が続くと肌が荒れる」女性ならば多くの方が経験したことがあると思います。腸と肌は全く繋がっていないように見えるのに、なぜなのだろう?不思議になりますよね。腸内細菌の研究が進むにつれ便秘による肌荒れのメカニズムも解明されてきました。本日は女性にとって気になる腸活スキンケアについてお伝えしたいと思います。
便秘になるとなぜ肌が荒れるの?
うんちが溜まると毒素が体に回るからと恐ろしい都市伝説があったような・・・でもこれあながち間違いではありません。
便秘になると大腸の中で腐敗産物産生菌が増殖するためです。腐敗産物とは、アンモニア、硫化水素、アミン、フェノール、インドール、パラクレゾールなどを指します。この中でも肌荒れに関係するのはフェノールとパラクレゾールと考えられていますが、便秘が悪化すると腐敗産物産生菌がフェノールとパラクレゾールを産生し、これらが血中に吸収され肌に届き、肌から排出しようとするため肌荒れが起こります。
乳酸菌とビタミンC、Bを摂ると肌荒れが改善?
腸内環境を改善する食物栄養素として食物繊維の摂取が推奨されますが、食物繊維だけではなくビタミンの摂取が乳酸菌や酪酸菌の働きを助けることが分かっています。
特に、肌荒れを改善するためには血中の腐敗産物量を減少させる必要がありますが、ビタミンC、ビタミンB2、B6が腐敗産物パラクレゾール量を減少させることが解明されました。つまりビタミンC、Bは抗酸化作用によって肌荒れを改善させているだけではなく、悪玉菌が出す腐敗物質を減少させるため肌荒れ改善効果があるわけです。
腸からスキンケア
「腸内環境と健康のためにプロバイオティクスとビタミンB、Cを摂っています。」
この3種類のサプリメントは基礎栄養の鉄板のため摂っているという方が多いのですが、この3種類の栄養素を摂り続けた結果「肌が綺麗になった」という方が多いのはこのようなメカニズムからだったのですね。
内からのスキンケアは外からより大切。美肌作りのためには基本栄養素をしっかり摂ったうえで、スキンケアをしないと効果が半減してしまいます。
美肌のために腸内環境改善!綺麗になる腸活をはじめてみましょう。
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