いつもお腹が張って困ってます「ぽっこりお腹の腹部膨満感の原因とは?」できる女はお腹が弱い

いつもお腹が張って困ってます

 

先日、テレビで有名な女性美容家様にお会いしました。
肌が透き通るようにお綺麗!すいこまれるよう。
思わずガン見してしまった!
やっぱり、テレビに出ている人って違うな〜。
しかし、美人にもお悩みはあるようで・・・

 

「私ね、オンエアー前になるとすぐにお腹が張ってしまうの。お腹がはると便秘になって食欲がなくなるし、食べないとどんどん痩せて疲れて見えるでしょ。本当に困るのよ〜。」

 

ストレスがお腹にくるタイプなのですね。
それはつらい・・・
やっぱりテレビに出るって相当なストレスがかかるのでしょう。

 

「だから痩せた?って言われるとギクってしちゃう。私達世代になると、痩せて見える=やつれたor老けた、って言う意味よね。まったく褒め言葉じゃないわ〜」

 

わかります、わかります。
私も「痩せた?」っていわれるの嫌いです。
だって痩せてもないし、ていうか年々太ってはいるし。
痩せて見えるだけって、プラス要素ではないのは確か・・・

 

特に痩せ型の女性に多い「お腹の張り」。
どうして起こるのでしょうか?
また、予防するにはどうしたら良いのでしょうか?
本日は、腹部膨満感についてまとめてみたいと思います。

 

 

お腹が張る原因とは?

 

お腹が張るタイプは大きく分けて2つあります。
ストレスや緊張でお腹の動きが悪くなってしまう場合と、腸や腹部に病気があるタイプです。

 

まずは、「動きの低下」によってお腹が張るパターン。
胃や腸は自分意識とは関係なく働く臓器ですが、この動きをコントロールしているのを自律神経と言います。
ストレスや疲れ、寝不足などが重なると、自律神経の働きが乱れ、胃や腸の動きが低下し、食物やガスがうっ滞し
「腹部膨満感=お腹のはり」が出てしまうのです。

 

こんなお腹の機能で起こる病気を胃の場合は機能性ディスペプシア、腸の場合は過敏性腸症候群(IBS)と呼びます。

 

IBSについてはこちら⇩

2019年近年の腸の病気について考える「過敏性腸症候群と大腸がん」腸内細菌の関わり

 

また病気が原因でお腹が張ることもあります。
色々な病気が想定できますが、主な例は以下の病気です。

・大腸がん

・子宮筋腫

・腸炎

・腸閉塞

 

大腸がんについてはこちら⇩

便秘や下痢が大腸の病気を引き起こす!?「私の腸は大丈夫?」急増する大腸がん!

 

 

お腹がはる、ガスが多い時にはFODMAPを避ける

 

腸内細菌バランスが崩れて悪玉菌優位になると大量の”ガス”が発生することがあります。
そんな時にはいつもとは食事内容を変えてみた方が良い場合があります。

 

腸内細菌に良いと言われている食物繊維や糖質を控える「低FODMAP(フォドマップ)食」という食事が、ガスや下痢を抑える食事として注目されています。
FODMAPという言葉は「発酵性のオリゴ糖」「二糖類」「単糖類」「ポリオール類」という糖質の種類を表します。

 

オーストラリアのモナッシュ大学等が提唱した食事法ですが、発酵性のオリゴ糖を含む小麦やタマネギ、豆類、二糖類の乳糖が多い牛乳やヨーグルトなどを控えるというものです。

 

NIKKEIヘルスより

 

これらの糖質は小腸で吸収されにくいのですが、小腸内で糖質の濃度が上がると、薄めようと水分が小腸内に引き込まれます。するとおなかがゴロゴロしたり、痛みや下痢が起こったりするのです。

 

さらに糖質が大腸まで運ばれると、大量の水素ガスを発生してガスが増えお腹が張ってしまいます。

 

FODMAPはお腹の調子が戻ってから、徐々に取り入れていく方が良いでしょう。自分の腸に合わない食品を探すために、1品ずつ再開していく方法を取り入れて見て下さい。

 

 

美容に良い食事が腸に良いとは限らない

 

打ち合わせの場所に、美容家様が選んだのは恵比寿のコスメキッチンAdaptation。

 

 

有機栽培、自然栽培などオーガニックな素材を厳選し、体に良いレシピを考案しています。
ヴィーガンやグルテンフリー、ローフード、マクロビオティックなどのメニューが充実しています。

 

 

美容家様が選んだお食事はこちら。
手前のトムヤムクンは私です。
この食事に実はお腹が張る原因があります。
何だかわかりますか?

 

答えは、「玄米」と「根菜」です。
食物繊維が豊富な玄米や根菜は、お腹が強い方や消化能力が高い人は量を食べても問題はありません。
しかし、普段からお腹が張りやすい人は量を控えたいもの。
玄米や根菜の食物繊維は、不溶性であるために腸内で10倍近くに膨らんでお腹がはる原因になるのです。

 

お腹が張りやすい人は、水溶性食物繊維の多い「押し麦」を取ったり、キノコ、いも類、海藻、豆類などで食物繊維を摂った方が良いでしょう。

 

これはお腹が張る原因の1例ですが、他にも知らず知らずのうちに「良かれ」と思って食べている物が原因となることがあります。
自分がなにを食べたらお腹が張るのか?
少し意識してメニューを選ぶようにして見て下さい。
「お腹が張る」ということは、腸内環境バランスが崩れているというメッセージなのです。

 

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