大腸ポリープが大腸がんになるまでの道のり
大腸内視鏡検査で「小さなポリープがありますので取っておきましょう」そう指摘され摘出をしたことがある方は多いと思います。なぜがん化していないポリープを放置してはいけないのでしょうか?大腸のポリープはがんになるタイプとならないタイプに分けられます。
ポリープの種類
・腺腫・・・腺腫自体は良性ですがそのままにしておくと一部が悪化し始めます。
・異所性膵・・・生まれつきのもので癌化しません。粘膜の下にできているものです。
・脂肪腫・・・脂肪の塊で癌にはなりません。
・過形成ポリープ・・・一番多いポリープ。がん化はしません。
やはり問題視しなければならないのは腺腫なのです。始めは癌ではないポリープがこのように変化します。
大腸にがんができるまで
1. 正常な大腸粘膜
健康な大腸の内壁は、規則正しく細胞分裂を繰り返して古い細胞を置き換えています。
2. 良性ポリープの形成(腺腫性ポリープ)
細胞分裂の異常が起こると、粘膜が過剰に増殖し、小さな突起(ポリープ)が形成されます。多くは腺腫(せんしゅ)性ポリープと呼ばれるもので、この段階では良性です。
3. 異形成(いけいせい)の進行
腺腫の中で細胞の形や構造に異常(異形成)が見られるようになります。異形成が高度になると、がん化のリスクが高くなります。
4. 早期大腸がんの発生
ポリープの一部の細胞が悪性(がん化)し始め、早期がんが発生します。この段階では、がんはまだ粘膜内にとどまっており、治療によって完全に取り除けることが多いです。
5. 進行がんへ
がん細胞が粘膜の下層(粘膜下層)や筋層、さらに外側へと広がっていくと、進行がんとなり、リンパ節や他の臓器へ転移する可能性も出てきます。
ポリープががん化するには5〜10年程度かかることが多いです。早期にポリープを発見して取り除くことで、大腸がんの予防が可能です。
大腸がんの治療とは?
大腸がんの治療ほど進行度によって変わるものはありません。ステージ0〜ステージ1のようなポリープが一部癌化した状態であれば、内視鏡的に電気メスで焼き取って治療完了です。ステージが上がると内視鏡的手術または開腹手術治療が選択されます。また、転移がある場合や再発予防のために化学療法や放射線治療が行われる場合があります。

大腸がんではもう死なない!
消化器科の病気の中では早期発見できない癌も沢山あります。しかし、大腸がんは早期発見がたやすく治療法も確立しています。また、大腸がんはがんができる成因もはっきりしているため、予防もできるがんなのです。
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早期癌と進行癌の違い(さかい胃腸クリニックより)
そんな治療法や予防法が確立した病気で命を落とすの方がいることはとても残念でなりません。早期発見、早期治療を忘れず、内視鏡検査を受けるように心がけて下さいね。
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