食べてはいけない「国産食品」実名リスト週刊新潮
週刊新潮さんの「食べてはいけない国産食品実名リスト」が話題になっています。
ネットでは賛否両論。
信憑性がある、エビデンスがない、誇張しすぎだ・・・等々
第1弾から第4弾までざっと目を通しました。
まあ、所々大袈裟な言い回しや一部の情報だけをクローズアップしているような感じがあるように思えますが、普通に考えると「やっぱりその食品はダメでしょう」というものばかり。
記事を読むとクローズアップされた食品には毒性があるようなイメージを受けます。
しかし、本当の問題は添加物を多く含む食品を摂り続けるうちに変化していく私達の「味覚」と「嗜好」。
これらが健康を脅かすのだと思います。
安くて手軽な加工食品は味覚障害を引き起こし、中毒性を持つようになるからです。
「教育水準が高い子供は小さく、低所得エリアの子供は大きい」という話を以前小児科医と話したことがあります。
これはじつに食べているものに影響されています。
今週発売されている第4弾のターゲットは「トランス脂肪酸」。
「私、マーガリンはトランス脂肪酸が含まれるから食べないわ」
という人も菓子パンやクッキーはよく食べるなんてことも・・・
本日は、今週号の週間新潮をのぞいてみましょう。
菓子パンはトランス脂肪酸のかたまり
マーガリンのような鉱物油は企業側からすればバターの代用品として使いやすく、消費者側からすれば植物由来のヘルシーな油と感じられるので様々な商品に使われてきました。
しかしその後、1990年代からトランス脂肪酸による悪影響が叫ばれるように。
近年では心臓病をはじめとして、がんや糖尿病、アルツハイマーなどの認知症やうつなど様々な病気との関係が指摘されています。
液体状の植物性油脂に水素を添加し、固形化したマーガリンなどに多く含まれる。心臓疾患、前立腺がん、乳がん、糖尿病、うつ病、アルツハイマー、さらには不妊や流産との関係が世界中で指摘されている。アメリカでは2018年6月18日から事実上使用が禁止されるほか、7月には台湾、9月にはカナダでも使用が禁止される。
週刊新潮より
食べてはいけない「パン」ランキング
トランス脂肪酸が多く含まれる代表的な食品に「菓子パン」があります。
食パンに比べて菓子パンに多く含まれているのは、しっとり感やボリューム感を出すために多くの油脂が必要となるからです。
また、菓子パンの中でも手の込んだ食品ほどトランス脂肪酸が多く含まれる可能性があります。
菓子パンのホイップクリームやチョコレートには水素添加されている植物性油脂が使われることが多いもの。
週間新潮ではトランス脂肪酸を含有量で比較しランキングされていました。
第1位から20位!
第21位から30位!
やっぱり凄い量が使われていますね。
ヨーロッパなどのパンを主食とする国では、油脂も砂糖も入れず、小麦粉と塩と酵母による本来のパン作りが主流になっています。
日本のパンが太る理由はここにありました。
腸内環境を乱す訳です。
スーパーにあふれる私達の腸内細菌を殺す食品。
何を食べたらいいのか分からなくなりますよね。
しかし、少しでも添加物を減らして、安全な食品を口にしたいものです。
やはりやるべき事は普段から「原料のチェック」。
商品ラベルを見る習慣をつける必要があるかもしれません。
自分たちの健康は自分たちで守る。
家族の健康は食卓から・・・ですね(*^O^*)