小腸ってどんな腸?長さ、働きは?栄養吸収だけじゃない!「腸内フローラと腸管免疫の関係」免疫の司令塔

小腸ってどんな腸?働きは?

小腸ってどんな腸かご存じですか?大腸と小腸があるのだから“小さな腸?”そんなイメージもあると思います。
実は小腸は長い長い腸。
この長い小腸について今回は詳しくお話しようと思います。

 

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大腸の働きってどうなってるの?「いい大腸、わるい大腸」わかりやすい大腸のお話

 

食べ物を消化吸収するところ

腸には大きい腸と小さい腸があります。
ちなみに焼肉屋で食べるシマチョウは大腸、マルチョウが小腸。

胃から繋がっている腸が小腸と呼ばれています。小腸には、十二指腸、空腸、回腸があり、消化酵素を分泌し栄養を吸収する働きをしています。
小腸は約6メートルもあり体の中で最も長い臓器と言われています。
小腸を広げると「テニスコート4分の1ほどの面積」と言われていますが、誰が広げたのでしょう~ね!
小腸では消化酵素が分泌され栄養が吸収されますが、吸収部位はそれぞれ異なります。

  • 十二指腸 → マグネシウム、鉄、カルシウム
  • 空腸 → アミノ酸、ビタミン、単糖類、二糖類
  • 回腸 → 胆汁酸、ビタミンB12

細胞が外敵と闘うところ

さて、小腸は食べ物の消化吸収がメイン機能ですが、もうひとつ大切な役割は「免疫」。
小腸の粘膜には、絨毛(じゅうもう)という無数の突起がありふわふわの絨毯のようになっています。
免疫は、この絨毛やべったりと付いている腸粘液によって守られています。

健康な人でも、やたら絶食をしたり、柔らかい食べ物ばかり摂取していると、絨毛突起が小さくなり、それを覆う腸粘液も減少します。
バリア機能の高い小腸はふかふかベタベタ!

小腸に住んでいる腸内細菌は?腸内フローラと腸管免疫

小腸が外敵と戦う仕組みは「腸管免疫」と呼ばれています。
絨毛がびっしりと並ぶ壁のところどころにバイエル板と呼ばれる免疫組織があります。

バイエル板には多くの免疫組織が集結しており、M細胞という抗原を取り込む入り口で病原菌を感知します。
そして樹状細胞に取り込まれ、リンパ球に菌の情報が伝わります。
情報を受けたリンパ球は血液やリンパ液の流れにのって全身に循環し、病原菌を排除する体制を整えます。

この小腸では乳酸菌が働きます。
ナースキュア「シンバイオティクスEX」では小腸に最適な乳酸菌(コンビ社のEC-12)を選び配合しています。

 


https://www.combi.co.jp/f-foods/products/ec-12/index.html

参考文献:EC-12と小腸の免疫応答について
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jslab/30/1/30_32/_pdf/-char/ja

 

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