萩原健一さんを襲ったGIST(ジスト)とは?胃粘膜の下にできる希少がん。胃がんとの違いとは?

萩原健一さんを襲ったGIST(ジスト)とは?

 

私は看護学生のころ、萩原健一の喉を診せていただいたことがあります。
私たちの耳鼻科を教えてくださっていた教授が萩原健一さんの主治医だったのです。
テレビのワイルドなイメージとは違い、穏やかな紳士でとても優しかったのを覚えています。

 

そのショーケンさんが亡くなるなんて・・・
しかもGISTで!
大変な闘病生活だったのだろうとお察しいたします。

 

私は10年くらい胃内視鏡の担当看護師をしておりましたが、この GISTをみたことは一度もありません。
そのくらい珍しい希少がんです。

 

どんな病気なのだろう。
教科書を引っ張り出して消化器内科の医師に教わってみました。
本日は・・・萩原健一さんのGISTについて調べてみましょう。

 

 

GIST(ジスト)とは?胃がんとの違い

 

GIST(ジスト)とは、消化管間質腫瘍(GIST:Gastrointestional Stromal Tomor)という病気で、患者さんは10万人に1〜2人と言われています。

 

腫瘍が消化管の壁の下、筋肉層にある間質という部分から発生するため、普通の「がん」とは違う分類です。
胃がんや大腸がんは粘膜から発生するため、異なる性質を示します。
肉腫という腫瘍に分類されます。

 

GIST患者さんのための情報ページより

 

 

GISTの治療法

 

GISTと診断された場合、そのほとんどが手術適応となります。
GISTは胃がんや大腸がんと違い、周囲の組織に浸潤すrことが少なく、リンパ節への転移も非常にまれであるため、初発GISTの場合、腫瘍から1cm程度を含めて切除します。
発生箇所が胃や腸の場合、腫瘍の大きさが5cm以下も場合、腹腔鏡下手術で行われることが多いようです。

 

手術をしても短期間で再発したり、腫瘍が大きくなっいる場合は、遺伝子検査を受けることがあります。
遺伝子解析を行うと遺伝子のどの部分に異常があるか分かるそうです。

 

普通のがんと違い、GISTは胃内視鏡による発見が難しいものです。
初期は症状が乏しく、進行すると吐き気、黒色便、貧血、腹部腫瘤などが現れる場合があります。
腹部の超音波検査で発見されることもあるようです。

 

萩原健一さんは、2011年から闘病生活を送っていたようです。
きっと辛い大変な治療だったでしょう。
心よりご冥福をお祈りいたします。

 

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