多くの女性のお悩み。それは下っ腹。
一見痩せているような女性でも下っ腹だけが出ているという方、多いですよね。
そのお腹の中には何が入っているのだろう?
と、疑問に思うのは私だけではないはず・・・
答えは、下垂した腸です(女性の場合に多いです)。
他の肌や皮膚と同様に腸も弾力がなくなり下垂しやすくなってしまうのです。
また、男女の比較で言えば女性の方が腸が捻れたり落下しやすいようです。男性の骨盤に比べて女性の骨盤の方が左右に広がった形をしていますし、出産により女性は骨盤が広がってしまうことも原因の一つです。そして厄介なのがその下垂した腸に捻れて詰まること。
弱くなった腹筋が下垂した腸を支えられなくなり、お腹を押し出して下っ腹が出てしまうのです。
便秘で女性が死亡?
21歳の女性がトイレの前で死亡していました。
その女性は1年前から便秘で症状があったものの病院には行かず、市販の便秘薬を服用し続けていたそうです。
死亡前日から具合が悪くなり、寝たり起きたりしながら休養を取っていました。死亡当日、学校から帰った弟さんがトイレの前で倒れて冷たくなった姉を発見したのです。
女性の人差し指と中指に便が付着していたことが発見されました。苦しくて何とか自分で掻き出そうとしたのだと思われます。そのお腹は妊娠満期のように腫れ上がっていました。
腸の中には黒く固まったうんちが6〜7キロもたまっており、直腸には水分が全く含まれていないカチカチのうんちが数cmにも繋がっていました。そしてその便が腐敗してお腹の中にガスが充満し妊婦のようなお腹になってしまい、腹部の緊張と痛みからショック症状に陥ってしまったのです。
便秘の患者さんの中には2〜3キロうんちをため込んでいる方はよくおります。まれに多い方で4キロです。でもその4キロは相当な量です。だってお米3キロがお腹の中に入っているなんて想像出来ないでしょう?入りませんよね、普通。
便秘気味で毎日ウサギのうんちが少しだけ。という方はご注意下さいね。常に腸の中が便で充満しているかもしれません。便をため込んでいると、腸が伸びたり膨らんだりして、さらにねじれが酷くなります。これが便秘スパイラルの始まりです。
腸も皮膚と同じで、年齢を重ねるごとに弾力を失い動きが鈍くなります。高齢になってから何とかしようとしても簡単には解決が出来なくなってしまします。ご自分の腸に力があるうちに・・・腸育を考えて見て下さいね。