気になる腸の症状と病気「便秘、下痢、腹痛、渋り腹」腸のお悩み特集

腸のお悩み「便秘、下痢、腹痛、渋り腹」

 

今年最初のブログは腸のお話しとしましょう。
うちの次男は痩せていてお腹が弱いです。
私も若いころはそうでした。
時々、お腹を壊して連絡してきます。

 

 

生まれつきお腹が弱い人と強い人は何が違うのでしょう?腸の長さ?動き?それとも形状?
多分、動きの問題ですよね?(私の感想です)
常にお腹がぐるぐるして、腸の通過時間が人より早いというタイプの人がいるものです。
そんな腸の蠕動が活発なタイプの人はお腹を壊しやすいのです。

 

しかし、その腸の動きも年齢と共に低下していきます。
年齢と共に太りやすくなるのは、腸の動きが低下してくることも関係があると思います。食べ物が腸内に長く停滞し過ぎることで、腸内細菌のバランスも変わってしまうのでしょう。

 

あなたの腸の症状はいかがですか?
元々腸が弱いから、元々便秘気味だから、そう言って腸の症状を放っておくと、大きな病気を見逃してしまうかもしれません。

 

本日は・・・腸の症状と病気の関係、いってみましょう。

 

すぐにお腹が痛くなります・・・繰り返す腸炎

 

腹痛から始まる下痢を起こした場合、感染性腸炎の可能性があります。

 

感染性腸炎はウイルス性腸炎と細菌性胃腸炎に分類されます。
サルモネラやO−157などが原因の細菌性腸炎は夏場に食品を介して感染するのが特徴。一方、ノロやロタなどのウイルス性腸炎は冬に空気中から飛沫感染するのが特徴です。

 

その他の腸炎として潰瘍性大腸炎という病気があります。
潰瘍性大腸炎は原因不明の難病ですが、症状は腸の粘膜に炎症が起こり、ただれ、潰瘍が発生します。通常、炎症は肛門近くの腸からはじまり大腸全体に広がります。

 

潰瘍性大腸炎とよく似た病気にクローン病という病気がありますが、これは口腔から肛門にいたるまで消化管全体に広がることが特徴です。

 

お腹をくだし、しぶる様な痛み、発熱などが現れたら腸炎の可能性があります。

 

 

 

下痢をするのが怖くて食べられません・・・過敏性腸症候群ってなに?

 

ストレスがかかるとすぐに下痢をしてしまう、便秘と下痢を繰り返す、そんな症状がある方は「過敏性腸症候群」かもしれません。

 

腸管の緊張が強く、大腸の動きが活発になっている状態です。ストレスによる緊張がかかると1時間に何度もトイレに行きたくなり、生活に支障がでてしまいます。

 

一般的に精神的なストレスが影響していると言われています。できるだけストレスがかからない規則正しい生活をして海藻などの水溶性食物繊維を多く摂ることが大切です。

 

 

 

もう5日も出ていません・・・この便秘はもしかして大腸ガン?

 

何日出ないと便秘なのか???
この定義は色々な考え方がありますが、3日以上、または残便感があることなどが当てはまります。

 

しかし、理想としては毎日出ることです。1日に食べた食事量を考えると3日分となるとかなりの量になってしまうことは想像ができると思います。
1日の食物残渣の量は、食物繊維の量で決まります。つまり「うんちの量=食物繊維の量」といっても過言ではありません。野菜や海藻などのを多く摂りうんちの量を増やす努力をしましょう。

 

しかし、便が細くなった、なかなかしっかりと量がでない!という方は一度検査をすることをお勧めします。腸の中が狭窄(狭くなること)し、便を少しずつしか出すことができないケースがあります。

 

 

うんちは腸の健康の鏡です。
毎日、きちんと観察して自分の腸の変化を感じ取りましょう。
うんちは体からのお便りです(辨野義己先生弁)

 

 

 

 

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