デリケートゾーントラブル対策
いまデリケートゾーントラブルを抱える女性が急増中です。
痒み、臭い、カンジダ、不妊
これらの原因は「膣内環境の乱れ」。
婦人科の担当になる日はちょっとブルーになることがあります。
毎日30人くらい女性のデリケートゾーンを観察すると、その30%くらいがなにかしらの菌に感染しているため臭いがきついのです。
息を止めて介助していることも・・・
ご本人はお気づきではないようです。
自覚症状はあまりないようですし、臭いは自分で分からないことも多いから。
私がいま大注目しているのは「膣活」。
腸活をしながら膣内フローラも整えようということです。
膣内フローラ???
始めて聞く方も多いですよね。
本日はデリケートゾーンケアの最前線です。
今年の腸内細菌学会オンラインに変更決定
デリケートゾーントラブルと腸内環境
本日は私が作ったパワポを使いながらのお話です。
いつもこんな資料が作れれば良いのですが・・・(-_-;)
更年期の時期になると膣の中の環境が悪化しやすくなりトラブルが増えますが、いまの若い世代でもデリケートゾーントラブルが急増しています。
私が毎度指摘している「カンジダ」ですが、このカビが悪さをしているのは腸だけではなく、口腔、食道、膣にも多発しています。口腔や食道では自覚症状がないため放置されていますが、膣では痒みやオリモノ異常、臭いなどが出現するため治療に駆け込む女性が増えています。
さて、ここで本題の膣内フローラに移りましょう。
膣の中は腸の中と違って単純です。
ラクトバチルスという乳酸菌で占められています。
健康な膣はラクトバチルス乳酸菌で一杯です。
PHが酸性で保たれていると雑菌が侵入しにくく、トラブルが起きにくい良い状態と言えます。
一見関係のないように思われる膣内環境と腸内環境。
でも不潔な肛門と膣がこんなに隣接しているのはなぜでしょうか?
新商品ラクトバチルス系の乳酸菌を飲んだら、膣の臭いが気にならなくなったというご感想をいただきます。
腸活をするとその菌は膣にも移行することが分かりました(このエビデンスについてはまたご報告させていただきます)
特に妊活中、妊娠中の女性にとって菌活は重要です。
腸から膣から子どもへ菌を移植させます。
健康な膣内フローラを育てるためには、まずは腸活から。
膣に必要な乳酸桿菌を摂取すること、乳酸菌が生産する乳酸菌生産物質を摂ることが大切です。
明日は実際に病院でどんな治療が推奨され始めているか?
最新論文を例に医師達のご意見を伺ってみましょう。
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