乳酸菌ラクトバチルスと乳酸菌生産物質で膣活「腸活をすると膣の環境も整う?」妊娠しやすい膣内フローラ

カンジダが治らない理由

 

先日からの続きで、本日もデリケートゾーントラブルについてです。
40代の女性からこう言われました。

 

「私がカンジダで悩んでいたとき、良子ちゃんがラクトバチルスが効くって教えてくれたでしょ?本当に良くなって婦人科にも行かなくて済むようになったの。でもコレって誰も知らないでしょ?良子ちゃんコレもっと広めたほうが良いよ。ピルのせいでカンジダに悩んでいる女性沢山いるもの」

 

そーだそーだ。
これ多分知らない人99%だ。
私もカンジダと乳酸菌について書くようになったの最近だし。
婦人科医で知っている人も少数派だと思うし。

 

「カンジダ」「ラクトバチルス」でグッグッてみて下さい。
膣内環境の大切さを訴えている婦人科が何件か出てきます。

 

でも、多くのカンジダ治療は「抗真菌剤」という強い薬を処方される方法。
症状はすぐ良くなりますが、疲れたり抵抗力が落ちたりするとまたすぐ再燃します。
これは根本的に膣内がアルカリ性に傾き、自浄作用が働かなくなっているため。
膣に大切なラクトバチルス菌が薬によって殺されているからです。

 

本日は、昨日の続編「膣内フローラの重要性と最新治療」についてお伝えしたいと思います

 

 

 

膣内環境とは?

 

膣内環境って?
昨日のブログを見逃した方はこちらからどうぞ。
膣内にも腸同様フローラがあるのです。

 

『菌活は全身へ「膣内フローラを整えることは妊活にもカンジダにも有効」デリケートゾーントラブル対策』

 

 

いま本当に多くの女性がデリケートゾーントラブルを抱えています。
この原因は、食事特に糖質、食肉に含まれる抗生剤、ピルやステロイドの乱用(新型コロナでステロイドを乱用した国では真菌症が大発症しています)、アルコールの多飲などが考えられます。

 

女性の人には言えない悩み「私のデリケートゾーン臭う?」腸内フローラと膣内フローラの関係 | たかくらとくらす Takakura
takakura.co.jp

 

 

 

カンジダはなぜ身体に悪いの?

 

カンジダはイースト菌の一種で、正式には「カンジダ・アルピカンス」という腸内常在菌で、通常は酵母型として体内に存在します。

 

存在自体に病原性があるわけではなく、人の免疫細胞を刺激して細胞性免疫を強める働きをしたり、善玉菌のビフィズス菌やアシドフィリス菌などの栄養源となります。

 

ところが加齢や生活習慣などにより免疫力が低下するとカンジダ菌が大量に繁殖し病原性を現すようになります。
そうなると「菌糸型」という糸状に伸びた形に変わり、粘膜を貫通して粘膜下まで侵入します。この糸が私達の腸に穴を開ける「リーキーガット症候群」いわゆる腸漏れという状態を引き起こします。

 

菌糸の侵入に私達の身体が反応し、白血球を集めて闘おうとしますがこの闘いが免疫反応を引き起こし、炎症やアレルギーなどの原因となります。

 

 

カンジダをラクトバチルス菌で根治させる

 

カンジダ治療は普通の婦人科では、イミダゾール系抗真菌剤「クロトリマゾール」を使用します。
治療後は症状が改善され完治したように感じますが、生理前や体調が崩れるとまたすぐに症状が再燃してしまいます。

 

 

これは膣の常在菌バランスが崩れてしまっているからです。
本来膣にある自浄作用が働かないため、残存していたカンジダ菌が再び異常増殖してしまいます。

 

「常在菌バランスを整えるとカンジダが増殖しない」ということに着目している医師達は「プロバイオティクス」特にラクトバチルス系の乳酸菌や乳酸菌生産物質を使った治療を取り入れています。

 

↓論文
この研究の目的は、細菌性膣炎(BV)の治療および健康な膣内細菌叢の回復におけるラクトバチルス含有膣錠の有効性を判断することでした。BVの39人の女性が二重盲検プラセボ対照臨床試験に登録されました。患者は、ラクトバチルスを含む錠剤またはプラセボを7日間毎日1錠投与されました。臨床基準、膣グラム染色スコアおよび症状を、最初の訪問時および治療の完了時と2週間後のものと比較しました。治療の完了後、ラクトバチルス治療群(n = 18)のすべての患者はBVがなく、BVがない2人の患者と比較して、正常(83%)または中間(17%)の膣内細菌叢を示しました。プラセボ治療を受けた16人の女性の中から中間の細菌叢(12%)が見られました(p <0.001)。治療終了後2週間で、プラセボ群の19%と比較して、ラクトバチルス治療を受けた患者の61%で治療が成功しました(スコア<7)(p <0.05)。治療群では、症候性の患者の総数とその症状の強さ、特に膣の悪臭は、両方のフォローアップ訪問で有意に減少しました。データは、乳酸桿菌の外因性の選択された菌株の膣内投与が正常な膣微生物叢を回復し、細菌性膣炎の治療に使用できることを示しています。特に膣の悪臭は、両方のフォローアップ訪問で大幅に減少しました。データは、乳酸桿菌の外因性の選択された菌株の膣内投与が正常な膣微生物叢を回復し、細菌性膣炎の治療に使用できることを示しています。特に膣の悪臭は、両方のフォローアップ訪問で大幅に減少しました。データは、乳酸桿菌の外因性の選択された菌株の膣内投与が正常な膣微生物叢を回復し、細菌性膣炎の治療に使用できることを示しています。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19046169/

 

 

不妊治療にも応用されています

 

子宮内フローラ検査 | 大阪の不妊治療専門 西川婦人科内科クリニック
www.nishikawa.or.jp

 

話が相当長くなりました。
そういう訳で私は新商品「シンバイオティクスEX」にラクトバチルス乳酸菌と乳酸菌生産物質を配合いたしました。
実際にカンジダ膣炎が回復したと喜ばれる方も増えてきております。

 

 

新商品の販売は6月1日よりナースキュアのサイト
6月4日より楽天
7月1日よりAmazon
もう少々お待ち下さい!

 

 

ナースキュア・シンバイオティクスEXのご購入はこちらから

 

 

『ナースキュア新商品シンバイオティクスEX完成間近!「腸活を超えた全身菌活サプリ」薬からバイオへ』

Follow me!