腸内フローラ最前線!「新時代を迎えた腸内常在菌研究」日本抗加齢医学会総会・辨野義己先生

日本抗加齢医学会総会

 

日本の医学界には様々な学会があります。
各分野での研究結果を報告したり、論文を発表したり、多くの学びが得られる場所です。

 

その中のひとつに「抗加齢医学会」という学会があります。
その名の通り、「加齢に抗う」つまり、いかに歳をとらないようにするか?という学問です。
おもしろそうでしょ?
私が大好きな分野です。

 

その学会がいま横浜のパシフィコ横浜で行われています。
私が参加したのは辨野義己先生の講演。
理化学研究所・辨野義己先生といえば腸内細菌会の第一人者、私がもっとも尊敬する医師の一人です。
その辨野義己先生が抗加齢学会で講演をされるというので私も楽しみにしておりました。

 

本日は、腸内細菌の最前線をお伝えいたしますね!

 

 

 

「新時代を迎えた腸内常在菌研究」日本抗加齢医学会総会・辨野義己先生

 

理化学研究所・辨野義己先生は、うんち博士として有名です。
私も何度も講演会に足を運び、腸内細菌について学ばせていただきました。
ナースキュアのビフィズス菌BB+オリゴ糖に採用した菌類についても先生のご意見を参考に選定しています。

 

 

日本で誰よりも腸内細菌を調べてきた辨野先生が解明したことは・・・
「腸内細菌叢について分からないことが分かった。近い将来、全容が解明されるだろう」
ということ。

 

腸に生息している細菌が、人間の免疫力、自己免疫疾患、がん、肥満、糖尿病などに深く関わっていることが分かっています。

 

腸内細菌がメンタル、精神状態にも影響を与えています。
サイコバイオティクスとは、心や精神の安定を助ける微生物です。
これらの細菌がセロトニンなどのホルモンを増やすことが解明されました。

 

 

腸内細菌はもともと持っているフローラに、食事、生活習慣、運動、排便状態などが影響されます。
辨野先生は、運動5割、食物繊維4割、ビフィズス菌乳酸菌1割が影響を与えていると話していました。

 

 

腸内フローラの違いは、運動や食事による差ももちろんありますが、男女差もあるようです。

 

 

病気の予防という観点から考えると、腸内常在菌を整えることがとても重要になってきます。

 

 

そのために1番大切なことは「良いうんち」を作る事。
うんちには腸内細菌の死骸が沢山含まれているため、うんちの量が多ければ「腸内細菌が沢山生息している」ということになります。
そのうんちに必要なものが、ビフィズス菌と酪酸産生菌なのです(酪酸産生菌はビフィズス菌を摂ることで増えてくれます)。

 

 

長寿の地域の腸内フローラを調べてみると・・・
どこの地域も食物摂取量が多く、外で働いている人が多いため、高齢になっても運動量が多いことが分かります。

 

 

長寿菌とは・・・
「ビフィズス菌+酪酸産生菌」です。

 

プロバイオティクス=ビフィズス菌は、様々な病気予防の効果が期待できます。

 

 

下の写真は辨野先生の腸内細菌です。ビフィズス菌と酪酸産生菌。
70歳を超えても元気な秘訣はここにありますね!

 

 

辨野先生、本日もとても興味深いご講演ありがとうございました。
また次回もお会いできますことを楽しみにしております。

 

 

ランチョンセミナーででたお弁当。
とても栄養のバランスが考えられていて健康的。
こんなお弁当がもっと広まれば良いのにね!

 

 

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