子供のうつや発達障害が急増している理由「食品添加物があなたの人格をつくる!」肥満と腸内環境

子供達のメンタルが壊れ始めている

 

「切れる」「情緒が不安定」「すぐに他人を攻撃する」
そんな子供が増えています。
私は、長男から3男まで計13年間小学生を見ていますが、ここ最近異常な変化を感じます。

 

うちの息子の学校でのことです。
いままで比較的大人しくて静かっだ子供が、ある日を境に豹変し授業中に暴れ出したり奇声を発するようになったり。
明るく活発な子がどんどん表情がおかしくなり、毎日ブツブツと独り言ばかり言うようになったり。

 

校長室の棚に大きなぬいぐるみが数個並んでいます。
それは、ある生徒達の精神安定剤。
朝学校に来ると、そのぬいぐるみを持って教室に行くのです。
1年生の小さな子供達ではありません。
高学年の子の私物です。

 

そのぬいぐるみを抱えている生徒達にはある共通点があります。
肥満児です。
大人より大きな体格で、明らかに病的な体重増加が認められます。

 

子達の体でなにが起こっているのだろう?
私はとても気になり、その子供達の行動を観察していました。
イライラする⇒食べる⇒血糖が上昇する⇒落ち着く
そんな行動パターンからか、間食を我慢しなければならない学校では情緒の安定を保つことが難しくなり、不登校のきっかけにも繋がっているようです。

 

本日は・・・子供達のメンタル問題と食環境について考えてみたいと思います。

 

 

子供の食事とうつ病

 

私達の体は、食べている物にとても大きく影響を受けています。
大人ももちろんですが、体や心が発達途中の子供達は尚更です。
影響を受けるのは体だけではありません。心も同様に左右されます。

 

イギリスではこんな報告があります。

 

英国食品基準局(FSA)は今月初め、食品添加物が子供の異常行動を引き起こす場合が多いことが明らかになったことから、子供たちからこれらの添加物を遠ざけるよう、親たちに警告した。

同局が公表したこの研究は、英国サウサンプトン大学が行ったもので、3~4歳児153人と8~9歳児144人をそれぞれ、食品添加物を摂取するグループと摂取しないグループに分け、6週間にわたって実験を続けた結果、添加物を摂取したグループはHLD症候群(子どもが集中力がなく、すぐにキレて過激な行動に走りやすい症状)に類似した行動を取る割合が10%多かったという。

HLD症候群と食品添加物の関係は30年以上前に指摘されていたが、それを証明する広範な調査・研究は今回が初めてだという。

研究の中心となった同大学のスティーブンソン教授は、HLD症候群の原因はいろいろあるため、子供に食品添加物を摂取させないようにするだけで同症候群を予防できると考えるべきではないが、それによって少なくとも1つの原因を取り除くことができると指摘している。

 

 

お菓子を心の安定剤にしてはいけない

 

友人宅に遊びに行った時のことです。
玄関、リビング、ダイニングとあちらこちらに食品をスットクする棚があり、そこにはコストコで買いこんだ大量のお菓子、ジュースがスットクされていました。

 

その子の体重は80kg、体脂肪は60%ありました。
情緒が不安定で、学校になかなか行くことが出来ず、長引く不登校に両親は悩んでいました。
そのご両親は、まさか常備しているお菓子や異常にまで増えてしまった我が子の体重が、子供の心の安定に関係しているなんて夢にも思わなかったでしょう。

 

オーストラリアでは、数種類のタール色素の安息香酸ナトリウムと合成着色料の入った食品がADHA(注意欠陥多動性障害)を引き起こす可能性があることを発表し、ドリンクやお菓子に入っていることが多いとして注意を促しています。
食品安全委員会の発表

 

 

肥満が心に与える影響

 

肥満であることを自覚している子供は、特に自尊心や自己評価の低下を感じており、そのストレスが相乗的に抑うつ状態を促す恐れがあるといいます。

 

また無意識のうちに、気持ちを高めようとして脂質や糖質を選んでしまう傾向があるようです。

 

それは「内在性カンナビノイドの活性化が食欲を強めている可能性がある」と考えられています。「内在性カンナビノイド」とは、体内で作られる麻薬に類似した物質で、過剰に働くと食欲が亢進し、うつや不安を緩和する働きがあります。

 

内在性カンナビノイドを求める体は、食べることだけで幸福を強く感じるようになり、食品添加物の多い手軽な食品を求めるようになります。
そうなると過剰な食品添加物がますます腸内環境を荒らし、悪循環の始まりとなってしまします。

 

腸内環境と肥満
腸内環境とうつ病

 

子供達の心と健康を守るために、とても参考になる資料があります。

神戸大学大学院医学研究科内科系講座小児科学分野 こども急性疾患学部門 森貞直哉先生「こどもの体と心を守るために」

 

自分の子供は大丈夫かしら?と不安に思う方は、どうぞ参考にしてみて下さい。

 

子供が健やかに育つこと、これが私達大人の幸せであり、日本の将来です。
子供の食育を一緒に考えて行きましょう。

 

 

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